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願いを知れば、道が開ける

やる気が出なくて困る、よりも
周りより真剣すぎて困る、方が多い人生だ。

仕事や創作、場づくりなんかは特に。
その温度差に何度も失望を繰り返してきた。

だけど、私がそうなってしまう理由とか、なんでそんなに人より真剣に向き合ってしまうのかはわからないまま。

当たり前に失望を抱えて
それがどうなるとも期待せずに
生きてきたのだけど。

思えば、お仕事ドラマの主人公がすきだ。

彼らはたいていお人好しで、自分の職務の範囲外にまで手を出して、呆れられながらも周囲を巻き込み、変えていく。

今期のドラマだと、転職エージェントが舞台の『転職の魔王様』。メインの来栖さんは、「求職者に仕事を紹介する」だけでなく「あなたの人生、このままでいいんですか?」と、求職者の人生をまるごと変えていく。

「あ、私は来栖さんだったんだ」

ある日ふと腑に落ちた。私が無意識にやっていたのは、受けた仕事を120%やることではなく、依頼者の "本当の願い" を叶えるアウトプットを考えることだったらしい。

求職者の条件に合う仕事を一生懸命探すだけでなく、そもそもその条件でいいのかと問う来栖さんみたいに。

これ書いて、と言われた通りに頑張るのではなく、そもそもこのアウトプット方法でいいのかと、そこまで考えてしまうのだ。

それは決してどちらの方がいいとか、そういう話ではなくて。ただ、私の仕事のスタンスは後者。

それが言語化できただけで、サッと道が開けたような気がした。

憧れるものって、自然と自分をつくってくれているのかもしれない。憧れた瞬間から、もしかしたらその前から、自分の一部になっていたりして。

人と違う一面は、時に自分を傷つけ、悩ませるかもしれないけれど、きっと大事な "その人らしさ" を教えてくれる。

やっぱり私は、本質にこだわりたい。
表面的なものではなく、深層にある願いを掬い取りたい。

それはもう、私の存在すべてが願ってやまない想いなのだろう。

言語化できたなら、納得できたなら大丈夫。それを大事に進んでいける。

わたしの願いを、叶える道へ。

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