顔出しNGの天才ヨコオタロウ(ニーア,DODシリーズディレクター)
ナムコ(現バンナム)、SCE、キャビアなどで活躍し、現在では株式会社ブッコロを立ち上げた「ヨコオタロウ(横尾太郎)」氏をご存知でしょうか?
この記事では、ヨコオ氏が作ったゲームや、ヨコオ氏のパーソナルな部分について触れなが紹介していきます。
1.ヨコオワールド
「ヨコオタロウ」氏の名を世に知らしめたのは、
「ドラッグオンドラグーン(以下DOD)」というPS2のゲームでした。
赤子エンド、東京タワーが赤い理由など、様々なトラウマを植え付けられたプレイヤーも多かったと思います。
そこから、ニーアシリーズ(レプリカント、ゲシュタルト、オートマタ、リィンカーネーション)を手がけており、現在は新作を開発中とのこと。
「突然始まるシューティング」「突然始まる音ゲー」「データを消すと見られるエンディング」と、かなり突飛なゲームを作る事で知られているゲームディレクターさんです。
これは、幼少期「シューティングゲームが好きだった」「ドラクエやってたらデータ消えたんです、その絶望を他の人にも味わって欲しくて」などなど、自身の体験を元に作られているからだそう。(インタビュー見るとわかります)
2.繋がる世界線
ヨコオワールドの特徴として、世界線が繋がっている事が挙げられます。
実は、DODのエンディングからニーアレプリカントへ繋がり、今のところ最新作になる「レプリカントver.1.22」では「オートマタ」へと繋がるエンディングが追加。
また、それぞれのゲームで、前作を思わせるキャラクターの武器や場所が追加されるなどファンにはたまらないゲームとなっています。
(ちなみに、漫画の原作も手がけているのですが、牛丼チェーン店「吉野家」が舞台の作品なので、流石にワールドは繋がっていないです)
3.エミールヘッド
ヨコオ氏は顔出しをしない事でも有名で、このネット時代に徹底して顔が映らないようにしています。
その代わり、ゲーム内に登場するキャラクター(アイテム?)、エミールヘッドを使用しインタビューなどに応じています。
ちなみに現在使用しているのは2代目で、持ち運び便利なよう分割式に。進化している...(多分そのうち兵器になる)
ちなみに、このエミールヘッドを作成したのはプラチナゲームスの松下祥風さんだそうです。物凄く軽い調子で依頼されたとか。
4.FF14とのコラボ
MMORPGの金字塔として知られる「FINAL FANTASY XIV」と、「ニーアオートマタ」がコラボした際、ヨコオ氏はシナリオ、監修を手がけています。
FF14については以下の記事で紹介しております。良ければご覧下さい。
コラボクエストである「YoRHa:Dark Apocalypse」は、FFである事を忘れる程ヨコオワールド全開のクエストとなっています。
ちなみに、そこで出てきたオリジナルキャラクター「2P」は、先日リィンカーネーションに逆輸入されました。
5.まとめ
・魅力的なヨコオワールドを展開
・顔出しはせず、エミールヘッドを使用
・FF14ともコラボ
いかがだったでしょうか?
ヨコオ氏の魅力が少しでも伝われば幸いです。
具体的にどんな人なのか見てみたい!という方は、以下の動画をどうぞ。
最後まで読んでくれたあなたに、ちょこっとヨコオさん情報。
実はヨコオさん、結婚されており、奥さんは横尾有希子さん。
太鼓の達人のキャラクターデザインや、北海道電力の「エネモ」のデザインなどをされております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?