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自分というシステムを保守運用する

自分の感情に”名前をつける”と扱いやすくなるよ、というnoteを書きました。

これは、そのとき省略した余談について書いてみるnoteです。

「名前をつける」のは、ゆうすけさんのnoteでいうところのプロセスをよく出てくる感情についてのんびり対処する方法とも言えるかも。
システムの保守運用の世界でいう、暫定対応と恒久対応で言ったら後者。

システムをうまく動かす(保守運用)仕事をしてたのですが、陰性感情の取り扱い方とシステムの障害対応には似たところがあるなと考えています。

何かまずいことが起こった場合(障害発生時)の対応には大きく分けて2つあって。取り急ぎやる暫定対応とじっくり腰を据えてやる恒久対応です。

障害の例:表示がエラーになった!!!
暫定対応:取り急ぎやばい状況を脱するため
 →エラーの直接的な原因を調査・修正を実施する

恒久対応:今後うまくやっていくため
 →原因とその奥の課題について調査、再発防止策を検討する

ストレスやそれに伴う陰性感情の扱い方もそれと似ている。

下記のツイートでいうところの、警告反応期/抵抗期の対応がそのまま暫定対応/恒久対応に相当するイメージ。

もやもやの暫定対応

警告反応期のやばい状況は「浮かんだ感情」に引っ張られて反射的に行動してしまうこと。これを防ぐために即対応(暫定対応)したい。コーピング(ストレスとの付き合い方)の中で即できるものが該当するのかなあ。

取り急ぎやばい状況を脱するには、”何かに没頭する”のが結構おすすめです。人によって何がはまるかは別ですが、自分の場合は小説です。

ゲームでも本でも、漫画でも映画でもアニメでも。逃げ込む先の引き出しがあるとおもうとそれだけで気楽にやれたりするものです。

▼ミニシアターに逃げ込んでいたころの話

もやもやの恒久対応

抵抗期については、疲憊(ひはい)期に入らないように、無理をしてなんとかする状況を脱するのが目的。

暫定対応の結果、すこし楽になってきたら、誰かに聞いてもらったり自分で意味づけをしなおしてうまい付き合い方を見つけられるとよい。

これは多少なりとも時間がかかるし、時として痛みを伴うものになる可能性が高いのでコーチング・カウンセリングなどのプロと一緒にやるのもおすすめ。

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実例として

ここ数日、なんかダメだな〜〜がひたひたと忍び寄ってきていたので、今日は朝から小説を読み耽っていました。

だいたいの作品を読んでいる作家のうちのひとり、三崎亜紀さんのもの。
有名なのはデビュー作の”となり町戦争”かな。

他の作品に登場したモチーフがたびたび登場するのが印象的なので、手始めに読むには取っつきづらいかも。異世界ファンタジー風味。

現実にあるモチーフがまったく違った質感で描かれるのが特徴で、脳内で文章をビジュアル化して読み進めるタイプの自分にはぴったりはまったんだよなあ。

▼手始めにおすすめな短編集

そのあとは、コーチングセッションでひたすらもやもやを吐き出して言語化することでかなり復活してきました。

こうやって文章に落とし込むことで、次回以降ダメだな〜〜の波がやってきたときも慌てずに取り扱えるようになっていくはず。
だんだんと扱い方がわかっていくことは自信にもつながっているし、復活できるから大丈夫!とおもえる要因でもある。

いいときがあればそうでないときもある。
じたばたせずにじっと嵐がゆくのを待つようにやり過ごせたらいいのかもなあと思いつつも、それはいつになることやら。

それでは〜〜

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