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アメリカの就職事情

新年、明けましておめでとうございます。まさかの2回目の投稿が年始になってしまいました、、(笑)今年もよろしくお願いします。

さて、今回は、今までの振り返りと、今年一年はどんな年にしようかな、ということについて書いてみようと思います。


LAのフォーリー業界

LAに来てから、ちょうど2年半が経ちました。その間に無事、学校を卒業してローカルの音響スタジオで働く、ということができたのですが、来たばかりの頃は恥ずかしながら、何もかもがわからない状態でした。

留学経験のある方はご存知だと思うのですが、どれだけ事前にリサーチしたとしても、リサーチできない部分がほとんどな気がします。今の時代でもこうなんだ、と私もびっくりしました。特に留学の範囲外のことになってしまうと、事前に知るのは本当に難しいです。

例えば、少し大まかなことになってしまいますが、私は最初の頃、ポストサウンド(音響)業界、特にフォーリー業界での就職の仕方が全然わかりませんでした。

周りの人に聞こうにも、そもそもフォーリーを専門にやっている方は学校にでさえ全くおらず、、、
フォーリーアーティストの方にお伺いしても、キャリアの最初からフォーリーを専門にやられていた方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。
「たまたま友達がやっているスタジオに呼ばれて」という感じで、知り合いを通じて、別の専門分野からフォーリーに転向された方がとても多かったです。

先日、とあるフォーリーアーティストの方とたまたまこの話題になり、彼も言っていたことなのですが、最初に業界に足を踏み入れるのは少し難しい、ニッチな世界なようです。

少し話が逸れてしまいましたが、就職の仕方の話に戻ります。


アメリカでの就職

ポストサウンド業界に関わらず、アメリカでの就職活動は日本と大きく違い、大学生のときにする「就職活動」や、「新卒枠」というものがありません。つまり、同年代で足並み揃えて行うものが全くなく、全てがその人のタイミングになってきます。

一般的に就職に何が必要なのかというと、だいたい募集要項にあるのは

その分野での数年間の経験

です。

ただ、キャリアをスタートする段階では当然”数年間の経験”など無く、そこをどう埋め合わせるかがポイントになってきます。ポストサウンド業界ではプロジェクトの経験やインターンなどがそれに当たるのかなと思っています。

私の場合は、学校が始まって数ヶ月後にはコロナのロックダウンでそれらが全てストップしてしまい、”経験”を集めるのがかなり大変でした、、。

そんな中、どうにかこうにか就職ができ、2022年はさらに新しいステージにも挑戦できたらなと思っております。

2年半前は右も左もわからない状態だったのですが、最近になってやっと、いろいろなことが見えてきた気がします。きっとそれは、たくさんの現地の人と話すことが影響しているのかなと思うのですが、日が経つにつれアメリカのカルチャーをより深く知ったことで、同じ会話の中からもより多くの”ニュアンス”が取れるようになったのかな、と思っています。

最後に

今回は私の経験を元に書いてみたのですが、もし別の経験や道を踏まれた方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけると嬉しいです!

一年後、LAでの3年半を迎えたときには、また少し成長したものが書けたらなと思います。

改めまして、今年もよろしくお願いします!


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