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ミラーリング効果でコミュ力UP!

「あの人と話していると楽しいな」
「あの人は聞き上手だな」って人、
周りにいますよね?

心理的に作用する言動として
「ミラーリング」というものがあります。

ミラーリングってなに?


好意を持っている相手に対して
《無意識のミラーリング》
コミュニケーションの場面で、表情や動作などを無意識に真似てしまう現象です。
関係性が良好だと、ミラーリングが頻繁に起こるそうです。

好意を持ってほしい相手に対して
《意識して行うミラーリング》
好意を持ってほしい、親近感を増してほしい相手に対して、ミラーリングを用いることは、
相手の無意識にその気持ちを伝えることができます。

初めて会う人で緊張するという場合でも有効なので、相手は「初めてお会いしたけど、感じのいい人だったな」という印象を与えることができます。

また、苦手な人とのコミニケーションでも応用できます。

ミラーリングの使い方

無意識下のミラーリングでご紹介したことを、意識的に行えばいいのです。
つまり、相手の言動や表情などをそっと真似してみることです。


具体的な方法
《動作》
話しながら、相手の動作を真似ます。
例えば、コーヒーに手を伸ばしたら、あなたもコーヒーを口にしてみる、と言った具合です。この場合、コーヒーでなくても、マイボトルに入れたお水でもかまいません。

「あ、また真似してる」と気がつかれたら、かえって不審に思われるので、少しだけタイミングを遅らせてみたりしてください。


《姿勢》
相手がこちらを向いてきちんと座り直したら、自分も同じようにするなどです。

これも不審に思われないようにさりげなくがポイントです。


《表情》
これは、ご自身に置き換えてみたらわかりやすいと思います。
あなたが楽しそうに話しているときに、
相手が仏頂面だったらどう思いますか?
「話聞きたくないのかな?」
「なにか気に触ることいったかな?」
と思うことでしょう。

相手が楽しそうな表情のときは、
あなたも楽しそうな表情で。

相手が真剣な表情の時は、
あなたも真剣な表情で。

そうすることで、
相手は「自分の話している内容をちゃんと聞いてくれて、共感してくれている」と感じ、
あなたをとても信頼できる相手だと認識するようになります。


《会話》
①話すスピードや声のトーン・大小を合わせる

特に相手が話を聞いている場合、あなたが相手と同じようなスピードでで話すと、あなたのことを「有能」と認識する傾向にあるそうです。

また、快活に話している相手の前でボソボソとしか返答しなかったら、
「ちゃんと聞いて、わかってくれているのかな?」と話し続けることに自信や必要性を感じなくなってしまいますよね。
なので、会話のテンションを合わせることも、潤滑なコミニケーションには必要なミラーリングとなります。

②おうむ返し
相手が発した言葉を繰り返して返すことで、あなたが自分の話を肯定的にとらえてくれたと感じるそうです。

この方法は、直接やウェビナーのように相手の表情が見えない、声だけが頼りの電話での会話で、親近感などを高めるのに有効です。

ミラーリングが効果を発揮する場面

信頼感、親近感、共感性を育むものが ミラーリングですから、逆を言えば、
そういった関係ではない関係性で
その効用を体感することができます。

したがって、
営業・接客、初対面の相手、
苦手な人(上司・部下・同僚)など、
避けては通れない人たちです。

プライベートな趣味の仲間などであれば、
適当に話を切り上げたりできますが、
仕事に関わる相手では、
どうにかうまく関わっていく方が
ストレスにならずに済みます。

相手と信頼関係を築きたい時など、
実験するような気持ちで、楽しく
ミラーリングの小技を採り入れてみませんか?

私は、この「ミラーリング」は
人の95%を占める無意識に働きかけるところが、
とても興味深いと感じています。

あれこれ根回しなどをしなくても、
相手に悟られずに、
信頼できる関係になれるのはすばらしいことですよね。

《重大なポイント》
あからさまではなく、
さりげなくミラーリングをするには、
まずは相手の観察から始めて、
相手の言動などをインプットしておくと、
自然に行うことができます。

ネタバレの「ミラーリング」は逆効果ですから、
くれぐれもご用心を。

悩みの中で
「人間関係」は大きな割合に上りますが、
このミラーリングで
あなたのお悩みが少しでも減りますように。

ちなみに、気になる異性にも使えますよ!
GOOD LUCK❣️

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