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冬至の日に思うこと

冬至が一年で一番好き!
明日からまたどんどん日が長くなると思うと嬉しくて!

と、きらきら目を輝かせながら言っていたのはかおり先輩
毎年冬至になると顔が浮かぶ。

こないだ珍しくパパと二人でドライブしながらそんな話をしたら、

「パパもそうかもなぁ」

と言っていた。

それから、新婚旅行で行ったカナダでの思い出話を聞かせてくれた。

「夜の9時くらいまで明るくてさ、テンション上がるよね。まだ明るい夜に、公園でホットドック買って食べてさ、あれはよかったなぁ。」

初めて聞いた。

想像してにやっとするほどいい風景じゃないか。

いいなぁ、いいなぁ。

パパとママにもそんな時間があったんだね。


今日は冬至。

明日はグレートコンジャンクションという星の配置、土の時代から風の時代に移る転換期を迎えるそうだ。

いい切り替えの時なんだろうなと思って、今日は髪を切りに行った。

国立のぱいんゆさんへ。

コロナ流行前は表参道のアトリエへ行くのが楽しみだったけれど、今は近い方がなんだか気持ちがほっとする。

光太郎さんと最近のことをぽつぽつと話す時間もいい。

あたまを触ってもらうのが好きなわたしにとって、美容室で過ごすのは至福の時。

目を瞑っているとうっかり寝そうになるほどリラックスできる。

「来年はタルトの発送もやってみたいんです。」

と話したら

「新しいことに挑戦するのはいいですね」

と、さらりと言ってくれたのがうれしかった。

すっきりまあるく整えてもらって、良いお年をと言い合って、緑がいっぱいの居心地のいい部屋から外へ。

今日は美容室に行く前に、手話が主流のスターバックスでさやかちゃんと待ち合わせて、ayaちゃんの刺繍糸を手渡せたのもよかった。

お互いに「メリークリスマス!」と言い合って、プレゼント交換できたのもうれしかったな。

ちょうどいいタイミングでやってきたバスに乗り込んで立川へ。

下着やカットソー、タイツなど新調できてすっきり。

こないだ洋服ダンスを整理したら、冬ものがすかすかで、だいぶ着たなぁという印象のものばかりが並んでいたから、このタイミングに。

まもなく年も明けるし、気持ちよく新しいものを身につけるのもいいよね。

久しぶりに買い物したなぁ。

接客してくれたお姉さんが自然体で感じがよくて、それもまたよかった。


今夜は柚子を浮かべたお風呂に浸かろう。

明日もお休みなんて、なんて幸せなんだ。

まぁ、明日はお菓子を焼きまくる一日になりそうなのだけど。

年末年始のお土産にと、注文してくれた人たちがいて、ありがたい限り。


ストーブにあたりながら、チャイを飲みつつ読んでいたのは、さらはが贈ってくれた「これからの本屋読本」。

心の中でうんうん頷きながら読んでいて、これからの本屋の形への妄想がふくらむ。

一緒にやってみたいひとの顔も浮かぶ。

羅針盤ブックス」来年はもっと充実させていきたいなぁ。

まだ駆け出したばかりの小さな本屋だけれども。


今夜はゆず湯。


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