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長期休暇をもらいアフリカでビジネスを経験してみた

私は普段、日本のAIスタートアップで海外事業開発やマーケティングを担当しています。
今回、長期休暇をもらってアフリカに滞在しており、その体験記を綴っていこうとnoteを始めました。
今回はイントロダクションとして、なぜアフリカに来ることにしたのか、どんな準備をしたのか、について書くことにします。


アメリカじゃなくてアフリカへ

今の会社にジョインしてから、充実するも忙しない日々を数年送り続けてきました。どこかで一息ついて、心身のリフレッシュとともに、普段できないことに挑戦して一皮向けてまた会社に貢献できたらな、と考えました。
理解ある上司や同僚に相談し、溜まった有休を使って一ヶ月休ませてもらうことを決めました。

次に、どこで何をしようか、と考え始めました。
一度経験のある海外事業開発を他の場所でも経験したいと、最初は、サンフランシスコでインターンすることを考えました。
ただ、多くのタレントがひしめくサンフランシスコで、私はどの程度バリューを出せるのだろうか?

そんな話を友人にしたら、彼から出た言葉は、
「じゃ、アフリカは?」。

ああ、アフリカね。確かに、アフリカで事業開発を経験できたら、最も「普段できない」一ヶ月の使い方になるな。そう思ったらとても魅力的に思えてきました。
AIを含むDXについては、アフリカでは国によっては全く浸透していない国もあります。東南アジアで経験したように、ゼロから市場を作り出すような経験ができるだろうな、とも思いました。

とはいえ女性が一人で行くには危ない地域が多く不安もあったので、現地で起業をしている信頼できる日本人の友人のビジネスを手伝うことにしました。(そして実際来て思いますが、旅行はともかく長期滞在する場合はいざというときに頼れる日本人が現地にいると心強いです)

初めてのアフリカ、準備が大変


アフリカに行こう!と勢いで決めたので、どの程度旅の支度に時間がかかるかはあまり想像していませんでした。
アフリカ行きを決めたことをアフリカ通の友人に言うと、
「予防接種受けた?」
「ビザ申請の前に早くフライト予約した方が良いよ」
「トイレットペーパーがないから流せるティッシュは必須」
「洗濯機ないから・・・」

予想外のワードの連続に驚きつつ、まずは予防接種を受けに行きました。

予防接種は国によって必要なものが違うので、何種類受けるべきなのか早めに調べることをおすすめします。ものによっては一度打った後に2週間程度他の予防接種が受けられない可能性もあるので、余裕を持って準備することが必要になります。
私は主にベナンという国に滞在するため、黄熱病の予防接種だけを受けました。

副作用にびびりながら予防接種をするも、痛くも副作用もなく終了。
なお、黄熱病の予防接種証明書、通称イエローカードは、イミグレの際などに必要になるので、受け取ってからすぐ、無くさないようにパスポートにホチキスなどで止めると良いです。

その後、フライトを予約して、ビザを申請。
そして、荷造りにとりかかります。

荷造りはそれだけで記事が書けるくらい大変だったので、別途書きたいと思いますが、経験豊富な友達にアドバイスをもらいながら持ち物リストを作ったら、合計60個くらいのリストができあがりました。
例えば洗濯機がないので、洗濯用洗剤とミニハンガーセットを購入。
マラリア防止のために蚊除けスプレーを用意。
長期的に病院に行けないので、病院に行って常備薬を多めにもらう。
空港にボールペンが置いてないので、ペンを多めに購入。
現地ではお土産がビジネスを左右するらしいので、ダイソーで日本っぽい扇子を大量購入。
私は出発2ヶ月前にアフリカ行きを決めたので余裕をもって準備できましたが、ギリギリに決めると準備が大変。

そんなこんなで、週末は旅の準備をしつつ、休暇がとれるよう直前まで本業の予定を詰め込みまくり(同僚の皆さん、本当にありがとうございます。。)ヘトヘトになりつつ12月1日、出発日を迎えます。

(続きは次回へ。次回は、ベナンに着いてからの衝撃の数々を書こうと思います)

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