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私が看護師になるまで②

晴れて看護専門学校の学生になれた私は希望に溢れていました。


こんにちは! Moe です。
前回の私が看護師になるまでの続きです。


専門学校は、1学年40人で3年間を過ごしました。最初は五十音順で座っていたので、前後の席の子と仲良くなりました。この前後に座っていたの友達は後に3年生の実習グループで一緒になりました。


1年生の半ばを過ぎるといよいよ病院実習が始まります。その実習の前に戴帽式(イラスト:上)とナイチンゲール像から火を受け継ぐキャンドルサービス(イラスト:真ん中、下)がありました。そこでは看護する者としての決意や責任を自覚する儀式です。

画像4 戴帽式で看護学生がキャッピングをされている

画像4ナイチンゲール像から灯(ロウソク)を受け継ぐ看護学生

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みんなが火をもらってナイチンゲール誓詞を朗唱します。

ここでナースキャップをいただくのですが、今では衛生上、ナースキャップ着用を廃止されているところがほとんどです。理由は、細菌の感染源になることや、カーテンや輸液ライン(点滴)などにひっかかるためと言われています。

でも、あのナースキャップを被ることで、私は憧れの看護師になるんだ!という思いがありました。

実習は、授業と違って患者さんとの会話、ケアなど一つ一つが緊張でした。特に担当してくれる看護師さんが誰になるのかも緊張ポイントでした。実習先の看護師さんに必ずと言っていいほど、怖い人がいるんです。そんな人は思いっきり「話しかけないで、私忙しいの」的なオーラを出しているので、なかなか声をかけられません。

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実習では、行動計画という、その日はどのように自分が動くのかという計画を看護師さんに発表しないといけないのですが、その怖い人に当たると、なかなか行動計画を聞いてもらえず、実習が始められない時は本当に困りました。そんな人ばかりではないですが。。

実習最終日には、まとめがあり、お世話になった病棟の看護師さんからコメントやアドバイスをもらう機会があります。その時に怖い人もいたりするのですが、実際は学生が嫌いな訳ではなく、看護に大して熱い思いを持っているので、しっかりやってほしい!という気持ちがあったようです。
実習では、ここに書ききれないくらい、たくさんのエピソードがあります。それはまた、後日、思い出しながら、お伝えしたいと思います。

そして、いよいよ看護学校も最終学年(3年生)になると、実習と並行して国家試験の勉強、就活や進学を決めなければなりません。
私は専門学校に入学した当時、大学に行けなかった悔しい気持ちがあり、大学編入をしようと考えていましたが、その気持ちもだんだん薄れていて、友達の大半が就活しているその流れで就活する気持ちになっていました。

その後、私の選択はどうなったでしょうか?

次回に続きます。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。



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