見出し画像

オーストラリアの救急隊

お皆さんは、ボランティアの救急隊を聞いたことありますか?
誰が出来るのか、どんなことをしているのか、興味ありませんか??


先月末に、おたんこ英語塾のゲストトークがありました。

ゲストはオーストラリアのSA州でボランティアの救急隊のAkiさんです。
今はAmbulance Assist のトレーニング中だそうです。

Akiさんは救急隊員の制服を着ての登場でした!
制服を着ているとやっぱりカッコいいですよね☆
緑色ベースの制服で、制服の色は州によって変わるそうです。

ボランティアの救急隊になったきっかけは?

スーパーに救急隊募集の看板を見かけて。
「あ、(救急隊に)なれるんだー」と軽いノリでやってみようと思ったそうです。
実際になっている人は、やる気満々のギラギラな人、興味があって入る人などそれぞれのようです。

誰でもなれるの?

条件は2つ
1.18歳以上
2.SA州の運転免許がある人

これだけです!
というのもAkiさんの住んでいるところは、人口が1000人ほど、平均年齢が60歳くらいの町で都市部から離れている場所です。
高齢者が多く過疎化が進んでいるためボランティアの救急隊の門は広く設定しているように感じます。

そして、書類選考、面接
パスすると→健康診断(視力など含む)
パスすると→犯罪証明などの書類提出が済むと
ボランティアの救急隊員です。

救急隊になったら?

トレーニングのフォルダーに沿って、勉強・課題提出をします。
また、eトレーニングのためのiPadも支給され、紙ベースと並行して行います。
オーストラリアは国土,広く、対面式のトレーニングのために20㎞、30㎞、遠い人は100㎞も離れているところから集まることがあるそうです。
そのため、僻地医療が進んでいることもあり、トレーニングもオンラインで行われたり、電子化が進んでいるようです。

今Akiさんはambulance Assistですが、一番上のランクはOfficerまであります。
Officerになると投薬指示、投薬が行えます。
投薬が行えますが、ボランティア全員が医療従事者とは限らないんです。

どんな患者さんが多いの?

ずばり転倒です!
高齢者の人が多いからではなく、体の大きい人が多いからです。
転んでしまっても立ち上がることが難しく、救急を呼ぶ場合があります。
あまりに大きくて救急隊の手に負えない時は消防に応援してもらい器具を使って助けるそうです。

救急隊をやっていて良かったことは?

ローカルなエリアなので、人が温かいことだそうです。
患者さんなのに、処置が終わった後は「気を付けてね」と見送られたり、とってもフレンドリーだったそうです。
また、いろんなバックグランド、農家さん、医療従事者、リタイアした人などの集まりなので、各専門性を活かしたアセスメントができるなど、学ぶことが多いと聞きました。

同じ日本人として活躍されている姿を見ると嬉しいですよね!
ゆくゆくはOfficerを目指しているAkiさん。
ぜひ、頑張ってほしいです!応援してます!!

実は、他にも吸入する痛み止めの薬や小型飛行機での搬送、電動ストレッチャーの話、毒のある動物・虫など、興味深いお話ばかりでした。

興味のある方は、ぜひおたんこ英語塾で一緒に学びましょう。

おたんこ英語塾の5日間のお試しはこちら
https://bit.ly/2yngi0I

おたんこ英語塾の入塾はこちら
https://community.camp-fire.jp/projects/view/201170

ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?