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Twitterより(17)

木が落とした種子を蹴る優越感が私を人間たらしめた、靴ひもの色は青かった、何ひとつ結べぬこの口の代わりにしゃべってくれればよいのに、青いチョウチョは飛ぶことも、動くことすらない、
何者にもなれない日常のはじまりとおわり、中途半端に降りた緞帳。
影はなかった、太陽だけが照らしている。


第n幕

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