お出かけ

1年ほど会っていなかった友達と遊びました〜、いや久しぶり。SNSで繋がっているといつでも会っている気がしたけどこう面と向かって話をしたりするのはね、格別な気持ちになりますね。

美術館3ヶ所、なんとも濃い展覧会を回って頭も足もクタクタです。
うち2つは現代美術といわれるもので、私には縁もゆかりもない世界でした。というか自分がいかに凡人かってことを思い知らされた。どう生きたら、どうやって世界を見たらあぁなるんだろうか。
写真撮影OKの展覧会でしたけど、カメラロールを見返すとあまり写真を撮ってなかったみたいです。空気感までiPhoneではとてもじゃないけど写せない世界です。ま、いいカメラ使ったところで自分の感性では無理かもだけど。

あれこれ作品を見ながら友達と話してると、作品の見方が全く違って面白いな〜と内心思ってました。あぁやって考えながら巡るの好きなのでまたやりたいです。気持ちが楽しくなるのは動物園と水族館ですけどもね、たまには美術館博物館もいいよね。

以下個人的に好きだったやつ

このピアノ、不思議と木の香りがしたような気がしました。黒い糸の方がなんか集合体としてのもやもやを感じるのと、燃えた後の残滓っていうんですかね…心に残った。

スーツケースの群、ところどころ動いてぶつかり合ってました。私はこのスーツケースの上を見えない人が歩いて階段を上っているように感じましたが友達はスーツケースそのものを人として捉えていて人混みの中でぶつかり合ってる(←違ってたらごめんね)と言ってて見方ちがうな〜とニヤニヤしてました。正解はないと思います。

そういや、今六本木ヒルズ52階にいるんだった。と我に帰った瞬間。ここだけ外が見える場所で意図的なのかなぁ〜と思ったりした。

クジラに呼びかける装置と、海が見える映像のとこ。私は海が好きだからいつまでも見続けていられそうな心持ちでした。同じ映像の繰り返しかと思ったら違ったのがね、びっくりよね。違う時間に行ったら夕方の風景も見れたのかな。いくら呼びかけてもクジラは出てこないらしいのですが、それを見た友達が「悲痛な叫びに聞こえる」と言ってた。私は悲観的には感じなかったのよね、どうしてだか。

目の間に立つといろんな問いかけをしてくるのですが、うまく返事が思いつきませんでした。うーん難しい。

ボルタンスキー展、色々思うところあったのですが出だしの「咳をする男」で私の脳内で井之頭五郎が「うわぁなんだか凄いとこに来ちゃったぞ」みたいなこと言い始めてました。かなりインパクトが強かったのと不快感が先にきちゃって全部見れずにブース出ちゃった…勿体無いことしたかも。

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