見出し画像

誠実の意味が違っていた・・・

趣味=妻と言っていたのに、サインを見逃し過ぎて「離婚したいからお金と親権の話をしよ」と三行半を突き付けられた”まだ夫”です。離婚話のショックから立ち直るまでの話です。ちなみにまだ離婚には至っていないです。

誰に対しても誠実に。嘘の少ない人生を歩みかったのに、蓋を開けてみたら、誰にも誠実ではなくて、孤独だったじゃんと気付いた話。
私は、裏表がない・キャラがブレないと言われることが多く、私自身も、後ろ指を刺されないように、お天道様に顔向けできない行動はしないように、嘘はつかないようにして生きてきました。

ありきたりな言葉だと思っていたけど、まさか自分が同じようなことになるなんて…

コミュニティでの孤立

私はいつも自分の意見をはっきりと言うタイプでした。コミュニティのリーダーや中心人物からしたら、どっちでもいい・お任せしますと言われるより、ずっと○×をはっきり言うほうがやりやすいでしょ?と本気で考えていました。それが、コミュニティ内での自分の位置づけを少しずつ変えていったんです。自分では気づかないうちに、周りの人は私と接するときに緊張し、私に遠慮するようになっていました。ある時、私の意見を恐れて本音を言えずにいる人を見た時、私の「自分らしさ」が周囲に与えていた影響の大きさに気付いたのです。

「面倒な人」のレッテル

誠実でありたい、皆に平等に接したいという思いは、私をいつも一貫した態度に導きました。
でも、これが時には「面倒くさい人」というレッテルを私に貼る原因にもなったんです。相手が誰であろうと変わらない態度は、年上からは可愛げのないやつ、年下からは馴れ馴れしい・社交辞令の通じないおじさんを思われ、じょじょに人が遠ざかっていく要因にもつながりました。私は誠実さを大切にしていたけれど、その頑固さが人間関係に亀裂を生んでいたことに気付いたのです。

自己反省と新たな理解

似たような状況を他の人々も経験しているのを見て、私は自分自身を深く反省しました。私がとっていた行動と違うことをしていたのです。
自分を演じたり、場を和ますためにバカをやったり、相手が望む行動をしていたのです。
自分の行動を振り返り、なぜ人々が私から遠ざかっていったのかを考えました。そして、他人との関係性に対する新しい視点を持つことができたんです。

誠実さとは何か?

誠実さとは、自分だけでなく、他人にも配慮することだと気づいたのです。
私はこれまで、誠実さを自己表現の一部として大切にしてきました。しかし、その過程で無意識のうちに作り出した壁に気づきました。
今いる場所によって自分の求められている役割は変わります。自分が求められいる役割をこなすことでものごとが円滑に進み、より深いコミュニケーションをとることができるので、より大きな喜びや楽しみを得ることができるようになるはず。そのためには、まず周りの人々のことをもっとよく見る必要があるんじゃないか?
今後は、自分だけでなく、周りの人々にも心を開いていくことを心がけたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?