上場企業への事業売却を経てエイジレス取締役になった網頭が語る「エイジレスの働く場所としての魅力」
株式会社エイジレスは「年齢によるしがらみをなくす」をコンセプトに、様々な世代の活躍を支援する社会課題解決型スタートアップ企業です。
大学時代のインターン、上場企業での社会人経験を経て、現在はエイジレスで取締役として活躍している網頭翔真。複数の事業売却経験を持ち、若くしてキャリアを積み重ねてきました。
今のエイジレスで働く価値と先に描く未来像について、じっくりと話を聞きました。
学生時代、上場企業へ事業売却を経験
───網頭さんがビジネスの世界に足を踏み入れたきっかけを教えてください。
学生の時からずっと起業したいなという想いはありました。
インターンなど様々な経験を経て、大学4年生の時に個人でチャットボットシステムの事業を起こしまして、偶然のご縁で大学卒業間際に上場企業へ事業売却するという展開になりました。
その後、新卒ではPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)の子会社立ち上げメンバーとして入社しました。
───その後のキャリアはどのように進んでいったのでしょうか?
PKSHAでは新規事業の立ち上げに携わっていたのですが、当時やっていた事業が旅行ドメインだったため、ドンピシャでコロナの影響を受けてしまい…。1年間コミットした事業は泣く泣く閉じることになりました。
そこから次はリーガルドメインの事業を立ち上げることとなり、約半年で月商1,000万規模になるまで軌道に載せることができました。上場企業の中でこのようなチャレンジをさせてもらって非常に良い経験ができました。
エイジレスのビジョンに共感した
───そこから、エイジレスの立ち上げに関わることになったきっかけは?
実は代表の小出とは大学の先輩、後輩の仲だったんですよ。共同創業のズッカーマンともインターン時代に同じ会社で働いたこともあり。
小出とズッカーマンが起業準備しているというタイミングでたまたま再会し、話すうちに二人が目指そうとしていた世界観に強く共感し、共同創業する道を選びました。
上場企業の子会社の中で事業を立ち上げようとすると、色々なしがらみがあって思うように動けないこともあるんですよね。そんな中で自身が創業者という立場でチャレンジしたいと思ったのがきっかけです。
───起業を決意した理由は何だったのでしょうか?
まだ社名も決まる前。日本の人口減少、少子高齢化といった社会課題に向き合う領域で会社を立ち上げることだけ決まっていて、実際何の事業をやるのか方向性すら決めていませんでした。
でも、これまで問題視されていただけで誰も真正面から課題に取り組もうとしてこなかったテーマなんですよね。ビジネスとして成立させる難しさはあるけれど、それ以上に社会に大きなインパクトを与えられるやりがいと可能性を感じていました。
自分の可能性を最大限に発揮できる環境で、社会に意義のある仕事がしたい。そんな思いが共に起業することを決意した最大の理由でした。
エイジレスは50~60代でも活躍できる人材の特徴を理解している
───エイジレスの概要とサービスについて教えてください。
「エイジレスな社会の実現」が我々が掲げるビジョンです。年齢関係なく誰もが活躍できる社会を目指しています。
そのための第一歩として、長く活躍し続けられるキャリアを形成するための人材サービスを提供していて、まずはこの領域で日本一を目指しています。
───エイジレスの強みはどこにあるのでしょうか?
50~60代でも活躍できる人材の特徴を理解しているところです。
これまでエイジレスが提供してきた人材サービスで成約した方の平均年齢は58歳前後、転職成功した方の半数以上が60歳を超えています。一方で、当社サービスにご登録いただいたにも関わらず、お仕事を見つけられなかった方々もたくさんいらっしゃいます。
2年以上この領域でサービスを提供する中で、成約実績・転職市場の動向・クライアントの反応など、生の情報を得てきたからこそ50歳、60歳を超えても市場から求められる人材と仕事探しに苦労する人材の特徴が掴めてきました。
さらにこの知見は30~40代の方々に対しても提供できる価値だと考えています。どんな経験やスキルがあると50~60代でも活躍できるのか、という知見があるからこそ、10年先、20年先を見据えたキャリア支援ができると思っています。
───エイジレスの経営陣にはどのような特徴がありますか?
一言でいうと、バランスが良いなと思っています。
代表の小出は上場企業で取締役の経験があり、共同創業のズッカーマンは複数回イグジットを経験したシリアルアントレプレナーであり、私自身も事業売却の経験が複数回あって、それぞれベースとなる経験がありながらそれぞれ得意領域が違います。
私の場合はエンジニアリングやデジタルマーケティングのバックグラウンドがありますし、ズッカーマンは2C/2B問わず営業のスペシャリスト。小出はBizDev/経営戦略に強みを持っています。
そのおかげもあり、互いに補完しながらスピード感を持って事業を成立させることができたのだと思っています。
そして何より「社会性とビジネスの両立」という経営指針を大事にしています。社会意義はあるけどビジネスとして成立しない、一方で儲かるけど社会意義がない、という領域はどちらもやりません。社会性もビジネスもどちらも両立させることを軸に意思決定をしています。
短期トレンド×長期ビジョンがエイジレスの成長を加速させる
───エイジレスが急成長を遂げられているのはなぜですか?
短期的なトレンドの波に乗りながらも、長期的なビジョンを見据えているからだと思っています。
中長期的には高齢化社会が進む中でシニア世代の働き方が見直され、高齢者雇用比率などの法改正と共に大きな波が起きるのではないかと考えています。しかし、この流れが数年後に来るのか、10年先になるのかは読めません。
エイジレスな社会というビジョンを掲げながら、大きなトレンドが来たときに良いポジションでいるには短期トレンドに乗りながら会社を大きくしていく必要があります。
───具体的にはどのような短期トレンドに注目しているのでしょうか?
エイジレスが提供している人材サービスではITコンサル/SIer業界の人材不足という波に乗っています。DXという大きなトレンドから数年、産業全体で大手から新興まで多くの企業が爆発的に成長しました。
同時に需要に対してIT人材の供給は追いついておらず、採用難易度は高まり、求人倍率は10倍を超え、採用単価は年々上昇しています。各社優秀なIT人材の確保が課題となる中、若手や中堅層だけでは補いきれず、シニア層でも積極的に採用する企業が増えてきました。
エイジレスではこうした業界トレンドに着目し、ビジョンと一貫させながら適切に伸びる領域に張るというチャレンジをしています。
───持続可能な成長への取り組みについて教えて下さい。
まさに長期で実現したいビジョンを掲げながら、短期トレンドとともに事業成立させ拡大を繰り返すことが持続可能な成長への取り組みと考えています。
私個人としても、急成長と共に空中分解するスタートアップを見てきたので、持続的に成長し続けられる会社にしたいという強い想いがあります。
経営陣が本気で10年、20年取り組みたいと思えるテーマでもあるので、日々迷いなく事業のことだけを考え続けています。
エイジレスは「社会意義」と「急成長」を両取りできる環境
───そんな網頭さんに、エイジレスの働く場所としての魅力を教えてもらえればと思います。
そうですね、やはり「社会意義」と「急成長」を両取りできるところでしょうか。
「年齢関係なく何歳でも活躍」「年齢によるしがらみをなくす」というテーマのもと、人口減少や少子高齢化といった社会課題と向き合いながら、売上も従業員数も毎年倍々に成長している環境は中々ないと思っています。
特に今はまだアーリーなフェーズでもあるため、事業が急成長する過程で生まれるホワイトスペースも多く、自分から手を上げればチャンスはいくらでも転がっていますし、否が応でも成長せざるを得ない環境でもあります。
───若手社員にとってはどのような環境なのでしょうか?
社内もエイジレス(年齢関係ない)なので、若手だからこうしなければとか、若いから上にあがれないといったことはありません。むしろ、幹部候補として頭角を表してほしいので、事業・会社と一緒に成長していきたいと考えている人にとっては良い環境だと思います。
スタートアップでありながら新卒年収500万を打ち出しているのも、年齢ではなく純粋にその人の実力を評価しているからです。その分、選考基準は高くなってしまいますが(笑)
会社としてもまだまだ足りないことだらけなので、新しいプロジェクトを組成してアサインされることも珍しくないです。
若手に限らず有望な社員には実際、事業のコアとなるような重要セグメントでミッションを持ってもらい、やり方は任せるからこのミッションを達成してくれとオーダーを出したこともありました。そこが崩れると事業全体に影響するような領域だったため、役員・マネジャーからの本気のフィードバックに耐えながらコミットしてもらいました。
───新入社員にはどのような期待をしていますか?
「エイジレスな社会」という未来を共に作っていきたいですね。
社会意義のある取り組みをしながら事業を急拡大させられる経験は他ではできないと思っているので、この壮大なチャレンジを楽しめる人と一緒に未来を作っていきたいです。
最後に
───最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします。
今の時代は、キャリアも働き方も人生観も多様化していろんな選択を自分でできる時代です。たくさんの選択肢があるからこそ、どの道を進むべきか迷って悩んでいる人も多いと感じています。
これは私の考えですが、人生で迷っている期間が長いのはとても勿体ないです。ときどき立ち止まることも大事ですが、迷っている間は何かを生み出すことはできません。「一度決めて、やり抜く」これを繰り返せる人が豊かな人生を送れると思っています。
エイジレスには社会意義のある仕事と向き合いながら迷いなくまっすぐ突き進める環境があるので、少しでも興味がある方は是非カジュアルにお話ししましょう!ご連絡お待ちしています。