恋煩と過去 #10

芯から冷える寒さは強くなるばかりでその寒さを暖めてくれる人がいないことを寂しく思います。
(私、ずっとこんなこと言ってる気がする)

昔好きだった人にまだ未練がましく嫉妬してしまうのは何でしょうか。別に今は好きでも無く、嫌いでも無く。
友達以上恋人未満の関係。それなのにどうして他の女の子とのラインや、着信履歴を見ると気が動転してしまうのでしょう。でもずるいんです。私は好きじゃなくなりたいというか、好きじゃなくなりかけているのに。私がいたから学生生活楽しかったとか。でもそれだけ過去に好きだった人に影響を与えることが出来たのは凄く嬉しいことですし、ずっとお友達で居たいです。そんな気持ちはスキから来ているのか、それとも本心に近い気持ちなのか。何とも分かりません。私がもう一度その人を好きになるという未来は見えそうにありませんし、また大っ嫌いになるという未来も見えません。
どうやって関わっていけばいいんでしょうか。
過去の人にとってはこの私の感情が重く感じるかもしれませんし、楽しかった記憶として残るかもしれません。

でも私が一番嬉しかったのは、悩みを真剣に打ち明けてくれて、人に見せたくない月の裏側を見せてくれたことが一番嬉しいです。中々信頼していないと人に裏側を洗いざらい見せようとは思いませんよね。
それが本当の友情だったり。
色々一緒に悩んで、解決して、泣ける日があったり笑える日が来たりする。
こういうのが青春ってものでしょうか。
笑わせてくれるのが嬉しかったとか、ずっと一人の時に話しかけに来てくれるのが嬉しいとか。嫌いになれじゃないですか。久しぶりに会った過去の人はいっぱいありがとうな。って言ってくれました。
こちらこそありがとう。
楽しい青春を共に描いてくれて。
お別れの準備をするのにはまだ時間が必要だそうです。

誰かハンカチを差し出してくれませんか。

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