シモンズ

クラシック音楽好きの大学生。

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クラシックコンサートに行ってきた話

こんにちは。シモンズです。 ふだんクラシックを録音で聴いていると、「いつかこれを生で聴いてみたいな」と思うことがあります。 結論から申し上げれば、クラシックは生で聴いた方がいいです。録音では聴こえない音が聴こえたり、「ここはこう弾いているんだ!」といった新たな気づきがあったりするので、今までよりも奥行きをもって曲を理解することができるようになるからです。 ということで今回は、私が先日鑑賞してきたクラシックコンサートの詳しいレビューを行っていきたいと思います。 1.日本

    • ベートーヴェンがブチギレた理由/「交響曲第3番《英雄》」

      こんにちは。シモンズです。 小学校の音楽室にある作曲家の肖像画の中で、異様に厳しい顔をしているベートーヴェン。強く印象に残っている方も多いと思います。 私の小学生時代のクラスメイトも、音楽室に入るたび「ベートーヴェン怒ってる、怖~い」などとふざけ合っていました。もっとも私にとっては、バッハの顔のほうが怖かったのですが。 では、いつもむすっとしているベートーヴェンが、本当に怒っていたとしたらどうでしょうか。 1.交響曲における革命 私はクラシックファンとしては珍しく(

      • 「震える舌」とバッハ「無伴奏チェロ組曲」

        こんにちは、シモンズです。 前回は、私がクラシック音楽を好きになったきっかけについて書いたので、具体的な曲の紹介は今回が最初になります。 記念すべき1曲目に何を取り上げるか。 優雅で華やかな交響曲、美しく聴きやすいピアノ曲——。候補はたくさんありました。 1.チェロという楽器について そんな中、私が選んだのは「無伴奏チェロ組曲」。その名の通りたった1台のチェロのみによって演奏される曲です。 チェロはヴァイオリンを大きくしたような形の弦楽器で、弦楽四重奏曲では主に一

        • 秋になったのでクラシックを語りたい

          はじめまして。シモンズです。 ここでは主に私の好きなクラシック音楽や、おすすめしたい名盤について、つらつらと書いていこうと思います。 とはいえ、名曲が多すぎて何から選んでよいかわからないので、具体的な曲の紹介は次回以降にするとして、まずは私がクラシック音楽にのめり込んだきっかけからお話していきます。 完全に自己満足の範疇ですが、最後までお読みいただければ幸いです。 1.鑑賞の授業で聴いた「ペール・ギュント」 私は現在、自分史上における「第3次クラシック音楽ブーム期」

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