サッカー選手はすぐ痛がって転けるについて
全てのサッカー人向け
痛がって転けるには理由がある
そういった場面は試合の中でよく見かけるし、それを見てすぐ転ける痛がるのは気に食わない、弱いなどと言いたくなる気持ちはわかる。しかしプロの世界で人生を賭けて鎬を削っている選手らがそんなこともわからずただ見ている人が不快になることするはずがない。つまり、彼らはそれがその状況下での適切だと判断して実行している。
転ける痛がるも勝利への駆け引きになる
今ざっと思いつくだけでも、
・相手の悪質タックルから身を守る
・相手選手にファールやイエローカードを献上
・相手選手がタックルを仕掛け辛くなる
・相手選手をイラつかせ冷静な判断を奪う
・終盤リードしている場合に時間稼ぎになる
・良い位置でファールになれば得点のチャンス
などメリットはたくさんある。1点で試合が決まってしまったり、その1試合や1点で人生が変わってしまう選手にとってこれは大きなメリットになる。
マリーシア
南米のサッカーでもこのようにマリーシアという言葉がありポジティブな意味で使われています。
このnoteの前半ではマリーシアを肯定するようなことを言ってきたけど、実際にこれをスポーツマンシップに欠けていると思ったり、不快な気持ちになる人がいたりするだろうと思う。しかし、そう思われるからと何もしなければ目の前の試合に負け次のチャンスなど来ないのが勝負の世界だ。選手も1人間であり、その1試合1プレーにかけて家族を養ったり、クラブの存続に貢献している。マリーシアはサッカーへの愛や自分のやっていることへのパッション、表現でもあると思う。そして、これに対する反対意見が存在することも尊重できることが本当のスポーツマンシップだと思う。
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