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過去に詠んだ歌

2016/07/02 17:41
ガラス越しシワシワの梅めでながら
寂しい気持ちにぽつんと気づく

2016/07/02 17:47
懐かしい歌ばかり聴く休日は
未来がとても短く映る

2016/07/07 07:53
ゆれている草にも歌があるのでしょう
雨が時折添える伴奏

2016/07/07 08:42
空き箱のような心とからだです
どうか開けずに放っておいて

2016/07/08 11:44
曇天の弱い光の下でさえ
白く輝く沙羅の花びら

2016/07/11 12:19
読んで寝て読んで寝て読ん…繰り返し
お昼を告げる防災無線

寝返りを打つたび正気に還る夜…
昨夜は寝苦しくて何度も目が覚めたせいでこんな上の句が頭の中をぐるぐる巡ったもののそこから先に続く「これは!」と思える下の句は全然思いつけなかったです。
歌う脳を取り戻すのは難しいです。

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