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柊
2024年1月29日 10:51
2016/10/01 21:08 昼寝して目覚めたときは百年も経っていましたそんな夕焼け2016/10/10 21:36 柿の実が灯りはじめた夕暮れに啜りたくなる熱い焙じ茶2016/10/14 08:55 アイロンをかけた衣類に手を置いて冷えてゆくまで見送る時間2016/10/15 12:00 かき集め可燃の塵にしてしまえ我の悩みが落ち葉であれば2016/10/15 12:
2023年12月11日 18:24
2016/08/27 23:33 虫の音がひととき未来を遠ざけて守ってくれる一夜の眠り2016/09/02 09:02 筋張った手の甲に風、あててみる ほんの少しの気流の乱れ2016/09/08 21:00 踏切を越えたらそこは君の街空気がふいに軽やかになる2016/09/08 21:05 歯を磨きながらもじっと目を閉じる聞こえてくるのは潮騒の音2016/09/09 19:
2023年12月11日 07:34
2016/08/19 08:29 横たわる耳に鴉の鳴き声が、疲れた疲れたゆって聞こえる 2016/08/20 22:44 惜しむでもなく過ぎるのを待っている空っぽのまま聞く蝉時雨 2016/08/22 22:42壁に額つけたまんまで横歩き僕の話を聞いて下さい 2016/08/24 08:26 あさがおの濃い紫が美しい摘めば葡萄の香り掠める 2016/08/24 19:19