黄門ちゃいまの世直し旅/第35話[シャカムタには…]
ナレーター/5人のチームワークでシャカムタの封印を解きを始めたが、果たして封印は解かれるのか?
千吉/(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ォォォオオ・.。*・.。*
律子/(ง°̀ロ°́)งオォオォオ!!!ウウゥゥアアォオ!!!!!!
ナレーター/シャカムタの周りには、光の玉が無数に集まり、虹色の光を帯ながらシャカムタを包むのであった!すると何やらシャカムタが震え出し、震え出した途端ぴたっと止まり、周りの空間がまるで真空ではと思うほど、静寂な空気が流れた、っとその時シャカムタが自らパタっとページを開いた!
千吉・律子/わぁ~、開いた~
ナレーター/千吉と律子は顔を見合わせながら、お互いの思いがひとつの魂になる感覚を覚えるのであった。
ナレーター/一同は一瞬喜んだが、その後、喜びと不安と期待がこの後のことを占うかのようだった。
千吉/皆さん、良かった良かった。一応封印は解(とけ)ましたぞ…だが
これからが1番大切な事じゃ、この中に弥勒の世に導く為の秘密が隠されておる、そして、皆さん覚悟はよろしいかなぁ…
ナレーター/一同は秘められたシャカムタの秘密に固唾(かたず)を飲んだ。
千吉/いいかな、読んでみるぞ…
うん?………………σ(∵`)???(*' ')??
こっこっこれは、見た事が無い文字ですぞ、
御老公/
もしや、私くしが心配していた事が…千吉どの、お釈迦様が居られた頃は確か粘土板に字を刻んでいたり、エジプトではパピルス草の繊維で作られた巻き物に文字を書かれてた時代と耳に届いていたより、お釈迦様が書かれた書物というのはいささか検討が付かぬと思うのですが…
千吉/
御老公様の仰ること、時代背景も冊子本を作れる技術はおそらく無かったはず、それは私も想像はしていたのですが、これが本当にお釈迦様の書かれたものなのかどうか、お釈迦は口伝にて仏法を弟子に説いていたので、現存する仏典は皆後世のものばかり、このシャカムタ自体の信憑性は正直私は半信半疑に思っていたのですよ、
ただ、今この字を見る限り、この字はマガダ語じゃよ、お釈迦様が説法を説いて各地を巡った時に使用された言葉じゃよ。
律子親子/おじさん凄っ!(⊙ꇴ⊙)すごぉ~~~
御老公/それでは、このシャカムタはお釈迦様が書かれた本書に間違いが無いということですかな
千吉/そうゆう事になると思われます!ただ、残念な事にこの字は読めないのですよ″╯-╰″
千吉/私はこの時の為にサンスクリット語までは勉強していたのですが、マガダ語は勉強しておらんし、マガダ語の解説本などは皆無に近いのじゃよ!よく似た文字にブラーフミー文字などがあるがこれも難解じゃよ!
ナレーター/一同は黙り込んだ。顔はくもり、
絶望を見たかのようだった!そのどんよりとした空気を察して1人、口(くち)を開いた!
律子/でも、こうして封印が解けたし、こんなにも貴重な文書が見つかった訳だし………………
ナレーター/すると、何やら後ろの方で呪文のような声が聞こえるではありませんか…律子が振り返ると、目に移るのはサラちゃんではありませんか…
律子/サラちゃん!どうしたの?
サラちゃん/今、あおちゃんが話かけてきてくれたの、あおちゃんが私に読める力を授けると…力を貸してあげてと…私に…
律子/えっ(;゚Д゚)!
ナレーター/一同は言葉も出ないまま、サラちゃんに注視するのであった!
続く………
次回、シャカムタは解読できるのでしょうか?
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