小説「居酒屋ぼったくり3」の松竹梅 白壁蔵 澪

現在、特に集中して読んでいるのがこの小説、「居酒屋ぼったくり」です。
物騒な名前の居酒屋さんですが、気のいい姉妹が営むお店の連作短編集です。
家庭でも食べられるような食事を出してお金をもらう自分の店はぼったくり、と姉妹の父親があまりに言うものだからと店名まで変えてしまったというのが店名の由来となっています。
たくさんのおいしそうな料理と、さまざまなうんちくつきで紹介されるお酒がとても魅力的です。

その中で、今回は料理ではなくお酒に目が向きました。
残業で疲れていて明日も早い、でもちょっとくらい飲みたいという女性のお客さんに提供されたのがタイトルにもある宝酒造の
松竹梅 白壁蔵 澪
です。
これは炭酸が後から点火されているタイプの発報日本酒で、日本酒の敷居を下げるために酒造でも、ぼったくりでも提供していると紹介されていました。
簡単に手に入り、しかも価格は控えめ。アルコール度数も5%、飲み口は柔らかくて甘くおいしいとくればもう買うしかないです。
コンビニでもどこでもあると聞いたので、早速近所のコンビニへ。
今まで全く気がつきませんでしたが、コンビニの定番商品のようです。
小説自体が10年近く前のものだったので現在もあるか不安でしたが、身近なコンビニで私を待っていてくれました。
最後の一っ本を無事に購入し、平日ながらも週末まで待てずに開封してしまいました。

飲み慣れたジュースのようなしゅわしゅわ感と爽やかでとっても飲み口のよいお酒です。
アルコール度数が控えめなのも、飲酒の敷居を下げてくれます。
普段は休日しか飲まないし、日本酒も全く飲まない私ですが、平日からコップ一杯ほど戴いてしまいました。
すごくおいしかったです!
以前にも発泡日本酒は飲んだことがありましたが、これほど飲みやすさは感じませんでした。
フルーティーとか花のようとか、水みたいとか、そういった表現はこういうお酒のことなのかな、と思いました。
飲みすぎてこれ以上体重が増えないように気をつけたいと思います。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?