小説「夜11時のごちそう 三つ星ゲストハウスの夜食」のベーグル

1*「ベーグルというと、記事にナッツやベリーなどが練り込まれたもののイメージが強い私ですが、「夜11時のごちそう」を読んで、サンドイッチが主だった食べ方だったの?かもと思いました。
この小説は、人生に行き詰まった人々に、ゲストハウスで11時に夜食を提供するというものです。
その人の思い出の味、人生において大切な味を再現してくれ、それをきっかけに人生を見つめ直すという話です。
ファンタジーではなく、現実的なシェフが作るので、珍しいメニューというか、難しそうなものが多かったですが、色々な具材やスプレットというペースト状のものをはさむベーグルさんどはすごくおいしそうだった上、レシピを調べてみると初心者向きと書いてあったので、早速作ってみました。

今回は、小説とはちょっと変えて、クラシルにあったお豆腐ベーグルというものを作ってみました。
一から作ると朝が大変なので、夜に生地を作り、冷蔵庫で低温発酵(本来ベーグルは発酵不要というのが初心者向きの理由でしたが)させ、朝は生地を軽く練り直して、ゆでて、焼きました。

ゆでるときは上下をひっくり返すのですが、私が不器用なのか、視覚情報がないせいか、ひっくり返ったかどうか良くわからず、レシピよりだいぶ長い時間茹でてしまいましたが、それでもまずまずおいしいベーグルができました!
豆腐を使うパンは結構レシピが多く、私がよく見ているEテレのクックルンでも以前作っていました。
かなりの高確率でもちもちしたパンがちゃんと作れるので、料理が苦手な方におすすめです。

小説ではこのベーグルに、スモークサーモンや、りんごとクリームチーズ、ローストビーフなど様々な具材を、様々な生地のベーグルで挟んでいました。
自宅ではそこまでできないので、手元のいちごジャムを塗ったり、そのまま食べました。
味はまずまずよかったですが、ベーグルの一番大事なドーナッツ型にすることは失敗してしまいました。。。
視力検査の輪っかのように、あと一歩、次めが外れてしまいました。
ゆでたときに外れたので、次回はもっとぎゅっとくっつけようと思います。
夜食には重いメニューと小説でありましたが、夜にこういうもちもちしたものを噛み締めうのも一興かなと思います。

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