ぶたぶたさんの適当パフェ

矢崎存美さんの小説ぶたぶたさんのシリーズに、「ぶたぶたのシェアハウス」という連作短編集があります。
まるごと餃子の記事でも紹介したお話ですが、女性専用、街のシェアキッチンも兼ねているシェアハウスが舞台です。
それを経営しているぶたぶたさんと、シェアハウスの住人や、シェアキッチンを訪れたお客さんたちのお話です。

その中に、ぶたぶたさんがシェアキッチンの一角で主催する家事教室に参加する女子高生と、シェアは椅子に住んでいるキャリアウーマンがファミレスでおしゃべりしべりしながらパフェを食べていたとき、ぶたぶたさんの適当パフェの方がおいしいという話になります。
それはぐだいたビスケットやアイス、生クリーム、甘いソースなど、そのときあるものを適当に器に盛り合わせるというものでした。

先日、テレビでパフェが映っていて、すごく食べたくなり、このぶたぶたさんの適当パフェを思い出し、作ってみました。
家にあるものを利用するので、クッキーを砕いたものを器に入れ、チョコアイスを載せ、いちごジャムをかけました。
すごく簡単なのにおいしかったです!
ひとつひとつが出来上がっているものだからよほど組み合わせに失敗しなければ簡単かつおいしく、見た目の楽しいといういい感じのデザートでした。
さすがぶたぶたさんです!

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