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出雲に旅行する前に読みたい小説」出雲あやかしホテルに就職します」

硝子町さんが書いている」出雲のあやかしホテルに就職します」という小説の紹介です。
私はガイドブックとかよりも小説からその地域の情報を得るのが好きで、この本は島根、鳥取へ旅行するための準備として探していて出会った本です。
旅行前にに1巻しか読めなかったのが悔やまれましたが、出雲観光スポットなんかを楽しく情報収集できます。

物語としてもとても楽しくて、幽霊や妖怪が見えるみそめちゃんが、出雲にある神様も妖怪も人間も宿泊できるホテルにベルガールとして就職します。
神様や妖怪と親しくなったり、同僚の悩みを解決しながら、陰陽師の家柄との因縁に立ち向かっていくようなお話です。
ぐっと涙が込み上げるシーンも多いですが、それ以上に笑ってしまうところが多くて、時間さえあればどんどん読み進められます。
ノートの他の記事で紹介している「浅草鬼嫁日記」や「英国王妃の事件ファイル」もそうですが、たくましい女性が主人公です。


私もこれくらい強く優しくなりたいですが、心が弱くて自己嫌悪気味にちょっとだけなりました(笑(

ホテルが中心なので、自宅で作るにはややハードルの高い料理も出てきますが、ふろふき大こんだったり、フルーツグラタンあたりは作って食べてみたいと思っています。

出雲は言わずと知れた観光名所ですが、ぜんざい発祥の地ということや、出雲大社で売っている縁結びの意図に込める思いだったりは、小説の中で知ると買いたい気持ちが一層高まります!
観光名所が多すぎて選べないときにも、小説のこのシーンの神社がいい、なんて決め方もいいですね。
私が読んでいる音声図書では少なくとも最終巻までいっていないので、今後の展開もものすごく気になるところです。
ぜひみなさんもご一読ください。

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