閉じていく視界の中で

拡大読書機を使えば文字が読めていた頃、毎日必死に目を使っていたので、いつも眼精疲労による頭痛に悩まされていました。
やがて何をどうしても文字を判読できない視力になり、いつしか頭痛から解放されました。

先日、大掃除をしていて、真っ白だった布が黒くなっていく様子を見ながら掃除していたら、終わる頃、具合悪くなりました。
どうやら黒くなる様子をみていて眼精疲労になったようです。
びっくり!

進行性の病気もしんどは様々なので、自分がいつ、どうなっていくのか本当は毎日不安で、その気持ちに蓋をしたりのぞいたりを繰り返しています。
本を読んでいると、ネガティブな気持ちをポジティブに変えようという話が本当に多いですが、友人がはまっているカウンセリング系の手法では、ネガティブを大切にするようなことを言っていました。
マインドフルネス瞑想もそうだったかも。
あるがままの気持ちを大切にするといっていたような。

私も、この不安な気持ちを大切にしたいと思います。
無視したり、蓋をしたりしないようにしたいと思います。

本当は誰かに話したいけど、こういうネガティブな話を聞いてくれる人は本当に少ないです。
疲れちゃうからね。
そんな話を聞く喫茶店を開業しようと思います。
今年はその準備として、傾聴の講座で勉強してきました。
大人数を相手にするのは苦手なので、少人数でも採算の取れる喫茶店の形を模索中です。
フェイシャルマッサージや、ちょっとした喫茶を通して、お客さんの話したい話を話したいだけ聞けるお店にしようと思います。
来年も少しずつ準備を進めたいと思います!

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