見出し画像

ハーモニカ教室

知り合いに誘われて2年ほど前からハーモニカの教室に通っている。楽器を弾けることに一種の憧れを抱いていたが、不器用さや音楽的なセンスのなさは自覚していたので、結局、この年まで楽器の苦手意識は払拭することができずにいた
しかしたまたま誘われたハーモニカの教室は、ハーモニカなら私でも楽器が弾けるようになるのではないかという甘い考えで始まった。
ハーモニカという楽器に触れてからハーモニカがとても奥が深く非常に繊細な楽器であることをを初めて知った。楽譜に従って音を出せればいいと思っていたからだ。それは大きな間違いだった。
私が使っているのは福音ハーモニカと言って2段になっているハーモニカです。
吹くことで出る音と吸い込むことで出る音があり、音が混ざらないように音を出さない穴を舌でおさえています
ハーモニカを吹いたり吸ったりして音を出している口の中は舌を器用に動かしています。
不器用な自分に果たして上達することができるのかくじけましたが、慌てずにゆっくりマスターしていこうと今は思うようになりました。

そのハーモニカ教室では約9名の方と一緒に学んでいます。
現在58歳の私はそこでは結構ヤングです。
70代、80代の方々が、参加されています。10年20年以上ハーモニカを続けている方々なので、いろんな曲をいろんなテクニックで吹いています。月に2回のこのハーモニカ教室に来ることを楽しんでいる方々です。
私にとっては普段話すことがない年代の方々とおしゃべりができ、その方々の普段の様子やいろんな思いを直接に聞くことができて、毎回学びの場となっています。
その年にならないと分からないことはたくさんあるのだとは思いますが、こうして身近に10年、20年先輩の方々と親しく話せることはとても私にとって有意義です。
今日は、そのハーモニカ教室がありました。
ハーモニカとは全く関係のない会話でしたが、今日とても印象に残った話は
背中や腰木、痛みがある方がこれまでいろいろな病院に通ったが、良くなることがほぼなかったので、自分で勉強して自分の体をウォーターベッドに例えて、自分の体をウォーターベッドの中に骨と筋肉が浮いているとイメージして、体を横にした時にゴロンゴロン全身をゆっくり動かす。
自分の身体の痛みは、自分なりのやり方で全身の力を抜きながら、痛みを軽減できる動きを見つけてきたと教えていただきました。
病院では痛みの対処療法だけで根本的に痛みがなくなるような処置をしてくれることはなかったのだと思います。
自分の痛みは自分で改善するしかないと言う考えから、自分の痛みの改善方法を見つけたのだと思います

普段、同世代の友人たちとする会話とは違う内容であり、思考の視点も違い。いろんな世代の方と話ができることはありがたいことだと今日は改めて思いました。
私にとってのハーモニカ教室はハーモニカの技術を上げるために参加するだけではなく、10年20年上の先輩かの方々とのおしゃべりも、私にとっては重要で大切な目的となっております

写真は富士そばの春菊そばです。
ハーモニカ教室の帰りがけに立ち寄り1人でランチをしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?