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景色が変わった

久しぶりの記事にナル。
先月お伝えしたとおり記事はしばらくお休みし、月イチのリスク資産残高と配当の入金記録を簡単に残しておこうと思ったのだが、せっかく市場がオモシロいことになっているので記事に残しておく。

本題の前に、このnoteは息子に投資で大切なことを残しておくために書いているのだが、なぜか君は投資ではなくnoteの方に興味をもったみたいだな。

君の年齢でnoteを書くのは珍しいのでどれくらい読まれるか分からないが、楽しんで続けられるとヨイ。勉強、部活、資格試験、ゲームと忙しい中で時間を作り出すのも良い訓練にナル。

さて、本題。
先月の残高を記事にしようと思いつつ忙しくて今日になってしまったのだが、ラッキーなことに東証株価が過去最大に下落シタ日に重なった。

日銀の利上げ発表から為替は円高が進み株価は下落してきたのだが、本日一気に暴落したのだ。

新NISAブームに乗ってよく分からないまま投資をはじめ夏前くらいまで日々増えていく投資額を見て喜々としていた人は、今日を含めたこの1,2週間の市場に呆然としているかもしれない。

また、さらに高いリターンを得ようとレバレッジを効かせた取引やFANG+インデックスのようなリスクの高い取引をシテイタ人達は大丈夫だろうか。

会社のチャットには日本株投資をしている同僚から「仕事どころじゃないぃぃぃ・・・」と悲痛なチャットが入ってくるし、SNSを覗けばオモシロいコメントが多数みられる。証券会社のコールセンターは電話が鳴りやまないらしい。

そして早速マスコミは利上げを決めた日銀や新NISAを導入した政府批判を始めている。ついこの間まで利上げをしないから円安になり庶民を苦しめていると書いていたのに、でアル。

長期で投資をする我々個人投資家にとって大事なことは、こういった世間やマスコミの空気感を忘れずに記憶しておくことだ。

投資家を取り巻く景色はあっと言う間に変わるからだ。

少し前までは円は対$で180円、いや200円、いやいや500円にナルとか、これからは日本株の時代で日経平均は10万円を目指すとか、投資は分散でなく一括が合理的だとか言われていた。

しかし、今回のように市場の動きが一変すると、こういった発言は「なかったこと」にされる。

そして時間が経過するとこういったことは忘れて同じようなことを繰り返す。

ちなみに相場が調整局面に入った時に個人投資家がチョイスする代表的なパターンを以下に記しておく。自分がどういう行動パターンに当てはまったのか後日検証してみるとヨイ。

①損切りして撤退し「投資なんてオヤメナサイ」教に入信スル
精神の安定と引き換えに投資による資産構築はあきらめ貧しさを享受。

②損切りして撤退しタイミングを計って再投資の機会を待つ
タイミングを計る投資は以下記事のとおりとても難しい。

③株式ファンドは止めバランスファンドに乗り換えて資産下落を抑える
資産構築スピードは株式に比べて劣ることは認識しておいた方がヨイ。

④そのままホールド。積立の場合は継続する
メンタル崩壊しなければ次の上昇タイミングで笑顔になる可能性が高い。

⑤上記④に加えて暴落したタイミングで震えながら買い増し
メンタルが崩壊しなければ次の上昇タイミングでドヤれる可能性あり。ただしタイミングが難しいのは②と同じ。

君の父親の戦略はモチロン⑤(④の可能性もアリ)


これからの相場がどう展開するのか楽しみだ。
米国が景気後退入りする見立てが優勢だが、そうだとしたら過去のデータから20~30%程度は下落するダロウ(それ以上の下落可能性も充分あり)。

それに日米金利差縮小は円高になる可能性が高い。S&P500やオルカン投資家には以下記事のように試練の時が近づいているのかもシレナイ。

7月末の残高と配当の入金履歴は以下のとおり。
円高と米国の株価下落で高級ガイシャ1台分の資産が溶けている。一方で配当は月平均13万あって、これが精神安定剤の役割を果たしている。

当然ながらS&P500の中でも下落相場で容易に減配しない厳選した連続増配優良株からの配当ダ。

2024/7リスク資産残高
2024/7配当金

以前記事にもしているが、投資ではリターンの追求よりも下落相場で生き残ることが重要にナルので改めて伝えたい。

相場が好調な時にリターンを追求するあまり、自分のリスク許容度を超えた資産構成になっている場合は見直す良い機会だと思う。

※掲載する情報は投資勧誘を目的としたものではありません。株式などの金融商品や不動産の取引は損失を出す恐れがあります。

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