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腱鞘炎になりました

コロナ禍で再開したギター。日々楽しく練習にいそしんでおりましたが、どうやら腱鞘炎になってしまいました。
私の場合は左手です。ネックを握る方です。
特に薬指と中指が痛みます。
発症して1年半程度でしょうか。
朝起きると手がこわばって動かせません。
指が曲がらないんです。
午後から徐々に動かせるようになりますが、ぎゅっと握りこむことができません。
無理にギターを弾くと徐々に指が動くようになるので、むしろ練習をした方が指に良いかと勘違いをしていたようです。
最近はそれでも無理して弾いていましたが、Dコードを押さえるのも辛くなってきました。
そこで、一昨日から、しばらくギターの練習をお休みすることにしました。

詳細を申し上げますと、最初におかしくなったのは右手でした。
そのうちに左手も。
病院に通うことにしました。
手外科なるところに行って、半年間、抗生物質を服用しました。
しかし、回復せず。服用すれば多少は楽ですが、快方に向かう様子はありませんでした。
そのうちに副作用でしょうか、足首がむくんで、一回り太くなってきました。お医者に相談したところ、薬の量を半分にしようということになりました。さらに2か月程度抗生剤を服用し続けましたが、結果は変わらず。
むくみも取れず。
この病院の手外科は待ち時間が2時間程度はざらで、抗生剤をもらうために半日潰れてしまいますので、他の病院、やはり手の整形外科を探しました。
次のお医者は注射をしてくれました。さすがにその後1週間程度は痛みが引きます。しかし、また痛みが出ます。
お医者は、もし注射で治らないなら、手術するしかないね、と。
これにはビビりました。さすがに手術する勇気はありません。
ネットで調べると、手術しても再発する可能性はあるとのこと。

もう医者はあきらめ、次に整体に通うことにしました。
ひじから手首までの腕の筋肉全体が固まっているとのこと。
整形外科ではそのようなお話は一切なく、整体の先生の方が体のことに詳しいのだなあ、と感心したものです。
しかし、半年ほど通いましたが、やはり快方には向かいません。

整体は保険適用外のところでしたので、毎回5千円前後、週に1回、月に2万円はかかりました。それでも結果が伴わないので、整体も諦めました。

趣味でテニスの壁打ちをしています。
右手が痛くてもそれは継続していました。ラケットを2分も握ると痛くて握れなくなります。それでも運動後に少し右手は楽になります。使っていない左手もなぜか少しだけ楽になります。
恐らく、運動によって全身の血流が良くなったことが関係しているのかと。
そうこうしているうちに、右手の痛みはほとんどなくなりました。

しかし、左手の痛みは徐々に悪化してきました。
Dコードを押さえると薬指はばね指になります。指が曲がったままになり、次にGコードを押さえるのに指が伸びるまでのタイムラグが発生して、とても練習になりません。

つい最近までギターが原因で指が痛くなったとは思っていませんでした。と言うより、そう思いたくなかったのでしょう。馬鹿ですね。
以前から「ギター 指痛い」とかで検索して、指先の皮がむけて痛いような結果ばかりで、まともな答えが見つからず、そうこうしているうちに、そのうち治るでしょ的な楽観志向もいよいよ怪しくなってきたのです。

検索のワードがまずかった。
「ギター腱鞘炎」で検索したら一発でした。
結局、ギターを弾くフォームが悪いせいで手首をかなり曲げて弾いていた自分がそこにいました。
もう、十分に言い訳ですが、愛機レスポールは重量もありますが、重量バランスが悪い。いつも座って弾いていますが、ボディ側にバランスが偏っていて、水平、もしくはややヘッド側を低くしないと安定しません。ネックを高めに構えると、ボディが太ももからずり落ちそうになります。
なので、私はいつも、ヘッドをやや低めに構えて弾くようになってしまったのです。そうなると手首はかなり曲げた状態になります。これが原因だったのです。
フォームが悪いと腱鞘炎になりやすいので注意しましょう!的なことがきちんと検索すればいくらでも出てきます。なんでそんな単純なことに気づかなかったのでしょう。悔やまれます。
少なくとも、現時点では原因はこれに違いありません。と信じています。
もしかしたらほかにも複合的な原因はあるのかもしれませんが。

これからしばらく、ギターの練習はお休みです。
1週間なのか1か月なのか、まだわかりませんが、完治を目指してまいります。

ちなみに保険適用の整体があったので、今はそちらに通い始めています。
そこではハイボルテージという医療器もあるので、また違うのかなと少しだけ期待しています。

腱鞘炎が完治すると信じて、完治したら、今度はストラップを付けてヘッドを高めのフォームで練習を再開します。
弦も少し緩めました。今まで毎日弾いていたのに。
淋しい…

完治までの道のりも、また少しづつでもこちらに記録できればと思っております。
私以外にもギターの腱鞘炎で悩む人はいらっしゃると思います。
そんな方たちの励みにもなればと思います。
くれぐれもネックは高めで弾きましょう!

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