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講義型ネイティブの授業改善(生徒さんが主役の授業へ)

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40歳を過ぎたころ、進学校における講義型授業に疑問と限界を感じました。ALや探究という言葉が出始めたこともあり、生徒さんが主役の授業への移行を試みました。そんな試行錯誤の日々の記… もっと読む
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講義型ネイティブの授業改善(論点の設定)

◆今回の前提の整理 ①人口増の時代の価値観  「根拠はないが、結論はある」  「根拠はなく…

講義型ネイティブの授業改善(前提の整理ということ)

 今となっては、生徒主体の授業構築が市民権を得るようになりましたが、私が授業改善に取り組…

講義型ネイティブの授業改善(生徒さんの意識を確認する) 

 十年以上前ですが、講義型授業を少しずつ改めていきました。  生徒主体ということですね。…

講義型ネイティブの授業改善(少し前進編)

 今では当たり前のことでも、少し前は「当たり前ではない」。  系統的な知識ではなく、場当…

講義型ネイティブの授業改善(きっかけ編)

 「アクティブラーニング」という言葉が出てきた頃。  その言葉に影響を受けたわけではあり…

講義型ネイティブ教員の授業改善(失敗編) 

 生まれも育ちも「講義型授業世代」です。  これが「生徒の主体性を引き出す」「生徒が主役…

講義型ネイティブの授業改善 その1

 授業というのは「講義」が当たり前の世代です。  授業中に声を発するのは「音楽」「体育」、「英語」を読むとき、あとは理科の「実験」くらいだったでしょうか。  大学でも同じ。3年生になって「ゼミ」に入ると会話・討論型になりますが、あとは文字通り「講義」。  予備校講師時代も同じ。授業で「指名すること」はありません。  というわけで、生まれも育ちも「講義型ネイティブ」です。  ところか、結構な年齢になってから、「アクティブラーニング型授業」にしないと…となりました。   ◆ゼミ形