最近書いた戯曲「真夜中のこと」の話
最近、つい1週間前ぐらい。
短編の戯曲を書きました。
演じると多分10〜15分とかの短めのものです。
https://ncode.syosetu.com/n4215iz/
こちらから読めるのでよかったら是非。
何でこんなことを書いたのかというと、それは私のクセカラ始まりました。
一般的に一人暮らしに慣れてくると独り言が結構増えてくるというのは統計的には言われてないですけど、直感的にはそう思っています。私もそのクチです。
そしてたまにやるのが一人エチュード。
一人で二役しながら即興で会話をします。
その日も一人エチュードしてたんですけど、その時にふと出てきた会話が個人的に面白くて。
一言一句覚えてるわけじゃない(即興なので)ですけど、こんな感じでした。
「そんな思想強いとモテないですよ」
「いいんだ、そのモテるっていうのは一般的にってことだろ?俺はもっと俺にビタッとはまる特殊解が欲しいんだ。一般解はいらない」
「なんですか一般解って」
という会話です。
ふと頭の中から出てきた割には妙に説得力のあるセリフでちょっと面白かったんです。
だからこのセリフを使う戯曲を書こうと思って書きました。
書き出したきっかけがきっかけなので、その場の書きたいという気持ちだけで最後まで書きました。2日ぐらいで書き殴りました。
自分が書いた中では一番滑稽な作品だと思っています。とても馬鹿なことを書いています。
でも登場人物たちはみんな活力的に生きていて、そこにはエネルギーが満ち溢れている。
そして書いてからの後付けではありますが。
真夜中に起きていることって私たちはホントに知りません。深夜の世界は知らないことだらけ。
知っていれば何か変わるかもしれない。
いや結局何も変わらないか、というのが私の結論。
近くて遠い真夜中の世界を知ったってどうにもならない。
だから「真夜中のこと」なんて、知らなくていいと思うのです。
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