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退職後の生活について考えておくことが重要

定年を迎えてから退職後の生活をどうしようかと考えるのでは遅すぎる。
60歳が定年年齢なら遅くとも50歳になった頃からこれからの10年と定年後はどんな生活をして過ごすのかを考える必要がある。

50歳を過ぎる頃になると子供たちの進路の方向性も大体わかってくると思う。(大学か専門学校か、国立か私立か、理系か文系か等)boarは3人子供がいるが3人の方向性が具体的になるとこれまで作ってきた「ライフプランシート」の現実性が高まる。合わせてその頃になると自分と会社との関係もはっきりしてくる。

boarが勤めていた会社は、boar が50歳になる前後にいくつかの大きな制度変更が行われた。退職金が401Kに変わり支給時期が55歳から60歳になった。役職定年が2段階に変わり役職によっては1回の減給で済むようになった。その他にもいろいろな変更が行われたが幸い影響が少ない世代であったと感じている。

63歳から特別支給老齢厚生年金を受給しているが年金だけで暮らしている和気ではない。年金の他に複数の収入源があるが現役時代と比べればその額は大きく減っている。それでも支障がないのは以前から現在のレベルで生活をしていたからだ。つまり現役時代に年収が増えても生活レベルを上げずに増えた分は貯蓄に回してきた。そして、それが可能だったのは間違いなく妻の理解と協力が大きかったと思っている。

よく本を読んでいると出てくる定年間近になっても貯蓄の少ない人の多くは収入が増えるとそれに合わせて生活レベル(クルマや身に付けるものを高級なものに買い換えたりする)を上げた人だ。つまり、それはしてはいけないということだ。
それとなるべく早いうちから「ライフプランシート」を作成して毎年更新し退職後の具体的な生活について理解しておくことが大切だと思う。そして、必要に応じて定年後の仕事をいつまで継続するかなど見えるようにしておくことが重要だ。そうでないといつまでも働き続けることになり退職後の貴重な時間が短くなってしまう。

しっかり準備をすることで人生の最も輝くときを有効に使えるようになると思っている。

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