見出し画像

ストレスと独り身とホテル暮らしとー セブンスシーズン【第12回・栃木県塩原温泉《後編》】


 飾りっけは無いが品揃えは充実した土産物コーナー。

 えらく殺風景な中庭……の跡地。おそらく、ここがまだ『かんぽの宿』だった頃は木々が植えられて、夜にはライトアップされてただろうが、『亀の井ホテル』に買収されたタイミングで伐採されたのだろう。

 本日の客室は2階。

 玄関戸を開けると土間の先に洗面所。ドアの先には古い型のトイレ。そして、襖を開けるとー

 畳敷きに大きなベッドが2つ。枕元の間接照明が素敵✨

 ふむ、なかなか良質な設備。気持ちの良い雰囲気だ。

 客室からの眺望は……ザ・雑木林(枯)と言った感じ。

 栃木県は多くのブランド苺で有名。合計¥2036の自分用土産を、¥36の自腹で購入。ラムネの色がとっても蛍光色で心配なのだが……💧

 訪れる夜。田舎の山中に夜景と言える空間は無く、僅かな街灯とホテルの照明だけが存在を示す。

 夕食会場へ。かつての『かんぽの宿』としての面影がある構造。安っぽくて私はあまり好きではない。

 自分のテーブルに案内され、まずは食前酒……ならぬ、『食前酢』。黒酢はちみつ&梅。こういう献立は初めて。

 菜の花辛子和え・よもぎ胡麻豆腐・サーモン錦糸巻・鮎甘露煮・花見三色団子・花びら百合根

 牛乳茶碗蒸しシークライム(貝エキス)入りあん、道明寺万頭・筍土佐煮

 刺身盛合せ

 真鯛ポテトチーズ焼。意外と合う組み合わせ。

 郡司豚メンチカツ。『郡司豚』とは、郡司牧場で育てられるブランド豚で、さつまいもやライ麦などこだわりの飼料を使い、那須の広大な大地でストレスなく大切に育てられているそうだ。

 とちぎ和牛蒸し焼き・焼き野菜・卵黄入りタレ・ゲランド塩。残念ながら肉が薄くて小さいので食べ応えがなかった。タレが妙に旨い。

 筍山菜釜飯(上品な味付けで旨い)・香の物、御吸物(出汁の風味が良い)

 最後にカラフルなデザート。マカロンなんて久し振りに口にする。

 夕食後はもちろん温泉へ。入口の側にあった自販機……何故だかマミーのみ販売。

 ※ホテルHPから写真を引用

 内湯は黄土色と白濁の2色で少しぬるめ。露天風呂はごつい岩だらけで武骨過ぎて私の好みではなかった。

 晩酌タイム🍺 グラスに移すことで更に色が際立ってるんだが……本能的に飲んだらダメな気がするWWW ……うん、不味くはなかったよ🤔
 本日は観光らしい事はできなかったので、塩原温泉郷をより楽しみたい人達は事前の計画をしっかりと!
 おやすみ、塩原温泉。

 おはよう、塩原温泉。青空は見えてるが、雲が多い朝⛅

 朝食は夕食と同じ会場へ。

 朝食は非常に標準的で際立つ点は無い。今回の宿泊料金を考慮すれば相応な内容かな。

 では、チェックアウト。東京からのアクセスだと時間と交通費が結構かかって、ゆったりと観光できる程の余裕が無い。一番の御薦めは、那須塩原駅からの路線バスに乗った際、『千本松牧場』を経由するので、そこでソフトクリームを賞味したり、乗馬を愉しんだりするのがベター。
 さらばッ、塩原温泉!


 補足ー

 栃木のブランド苺を使った羽二重餅とレアチーズケーキを自宅で頂く。ふむ、普通に美味しい。でも、値段との兼ね合いを考えると……次また購入とはいかないレベルかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?