ストレスと独り身とホテル暮らしとー テンシーズン【第9回・栃木県那須《前編》】
人って大人になると、子供の頃は全くしたいとは思わなかった事がしたくなる。その一つが……〈紅葉が観たい。いいから観せろッ!〉
2023年10月30日の正午。短い秋をどうしても満喫したくて、私は新幹線で『那須塩原駅』に到着。
以前、『塩原温泉』へ行くために利用してから久し振りの訪問。相変わらず駅ナカに旨そうな土産物を並べやがって……金に余裕の無い庶民を視覚的に苦しめてきやがる🤦♂️
まずはランチだ。『塩原編』で紹介した通り、新幹線が停まる駅の駅前なのに、まともな飲食店や商業施設が皆無。なので、前回と同じ居酒屋へ。乳牛の下半身さん、お久し振り😃
カキフライ定食¥990。外はサクサクで中はトロリで旨い。3粒だが、1粒が大きくて満足感は充分。
目的の愛人までは塩原温泉に行った時と同様、往復¥500の路線バスサービスを利用。
路線バスで山を登り那須湯本温泉に入ると、強烈な硫黄臭がバスの中に入ってきた。曇り空のせいもあってか、山々の紅葉具合が私が期待していた感じとは……ちょっと違う🤔
バス停のすぐ側。
本日の愛人『休暇村那須』である💞
日本百名山のひとつ茶臼岳の南麓、標高1200mに位置するホテル。先程の路線バスで更に登って行くと、まだ上には別の温泉ホテルがあるみたいで、たまに訪れる観光客はともかく、ホテルで働く従業員にとってはちょっとした苦行🤔
ここから見える建屋の幾つかは廃屋のようで、一番上にはロープウェイが見える。
ホテルの正面玄関前にはこのような休憩スペースがあり、ゆっくりと景色を愉しめる。
フロントエリアには土産物コーナーと、一風変わったウェルカムドリンクコーナーが。
コーヒーのドリップマシンの隣には、野菜ジュースと青汁と那須の牛乳。なんとも珍しいラインナップ……折角なのでトマトジュースとドーナツ🍩を頂く。ほう、甘さ控えめで意外と美味しかった。
隅っこで米まで売ってた。旅先で10㎏を買う強者がいるのだろうか?
チェックインさせてもらおうかな。今回はじゃらんのポイントを利用し、2食付プランで¥15850(入湯税&路線バス代込み)。こんな標高の高い場所での値段として妥当なのかどうか……試してくれようッ!
本日の客室は4階の最上階。廊下の窓から見える壮大な風景。遠くの方に平野の街並みが見える。
決して新しいタイプではないが、使い易くて奇麗な設備。風呂は無いタイプの客室。
木材の温もりと優しさは大事。
オシャレなラックには🍵と茶菓子。大賞受賞か……私はこういうのに弱いのだ。
最上階だけど客室からの眺めは……山の斜面ビュー💧 安い客室だから仕方なし。
ほほう~~、こんな山の上に7種もの温泉があるとは。できれば全て味わってみたいが、そこは金持ちに任せよう。
今宵はここまで。
後編に続くー
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