今日投稿すれば293日連続!すごい!とのこと

『読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?』とのこと。それは別の機会に。今日は「#このレシピが好き」で投稿する。実は「料理レシピ本大賞」の一次選考を通過したレシピ本に関する素敵な記事を書きたかったのだが、私の好きなレシピ本の名前が見あたらず、断念した。無念である。
 しかし、しかし、だ! やはり「料理レシピ本大賞」で書くことにした。そうしないと「料理レシピ本大賞」の授賞式に呼ばれないみたいだから。
 幸いなことに、本を読んで感想を書けとは書いていないので、本の中身を読まなくても大丈夫のようだ。
『リュウジ式 悪魔のレシピ2』について書いてみよう。
 この本を選んだのは筆者のリュウジ氏が恐らく、化学調味料を使うことで一部の人間から叩かれていた人だと思うからだ。
「料理研究家なのに、うま味調味料を使うなんて、けしからん!」みたいなことを書かれていて、可哀想だった。じっくり出汁を取っている時間のない人がいるわけで、そういう忙しい人のために化学調味料の使用を勧めたら、怒られた……とすると、料理に時間を掛けていられない忙しい人が叩かれたように、私には思われる。うま味調味料も、自然素材の調味料も、元は同じアミノ酸だ。両者の違いは、合成したのが自然か化学か、である。科学的な製法を忌み嫌う天然派は、その違いが許しがたいのだろうが、できてしまえば別に違いはない。最新式の工場での超合理的な製造法も、結局は自然の理から離れられないのだ。もっとも、悪魔が魔術で化学調味料を作っているとしたら話は変わってくるが……もしかしたら『リュウジ式 悪魔のレシピ2』は悪魔が作った化学調味料を使ったレシピ本なのかも? そうだとしたら、興味がある。アミノ酸の起源について、悪魔が何か語っているかもしれないからだ。
 アミノ酸は太古の地球に落下した隕石に由来すると聞いたことがある。高熱のマグマが沸騰する古代の地球は魔女が煮る鍋みたいなものだったろう。そこに化学調味料または、うま味調味料の付いた小天体がボチャンボチャンと落ちて溶け、アミノ酸がマグマに混ざったわけだ。そのアミノ酸の一種がタンパク質となり、それが生命を地球に誕生させた……のだと思う。きっと『リュウジ式 悪魔のレシピ2』には、こういったことがコラムか何かの形で悪魔の言葉で語られているに違いない。何も語られていないかもしれないが、それを確認するためだけでも本書を手に取る価値はあるだろう。

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