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体の臓器(細胞)は意識を持っている?

体の臓器(細胞)同士がメッセージ物質を出し合って
いることはご存じでしょうか?
エクソソームと呼ばれるメッセージ物質です。
大きさは30nm~150nmで臓器同士の情報伝達を担っています。

肌を構成するケラチノサイトと呼ばれる細胞は、紫外線を浴びると、
エクソソームを分泌し、『紫外線が強いから守って』という
メッセージを伝えます。
すると、それをもうひとつの細胞メラノサイトが受け取り、今度は
メラニンという物質を分泌します。
このメラニンという物質は紫外線から肌を守る役割をしますが、一方
しみ、そばかすの原因ともなります。

同様にがん細胞は転移を行う際に、異物侵入を防ぐ臓器の表面細胞に
エクソソームを出して、『あなたの役目は終わり』といった
メッセージを伝えます。すると、表面細胞が死滅を始め、
がん細胞はそこから入り込み、転移を行うと言われています。
まるで、細胞自身の意思があるように

以前、高橋信次という方の本を読んだことがありますが、
臓器にも意識があり、暴飲暴食をされている方は稀に
胃腸から「この人は暴飲暴食だから困っている」などど
メッセージが出ているなどど書いてありました。

その時は、そんなバカなと思いましたが、
最近は本当かもしれないと思い始めています。

中国には「天人合一思想」があります。
人の体を小宇宙としてとらえる考え方ですが、
人の体は宇宙と同じかもしれません。
いずれにしても、これからの研究の進歩が待たれます。

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