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ことばの奥にある秘めた気持ち

 図書館で借りて、高尾美穂先生の『大丈夫だよ』を読みました。  
 ホンマでっか、に出ておられ、ラジオも聴いて、知っていました。穏やかな語り口調や雰囲気に癒され、すっかりファンです。素敵なお医者様のことばに、どれだけ励まされたことでしょう。

 大丈夫ということばは、よく使われることばです。体調が悪い時に、心配して言われると嬉しいものです。でも、大丈夫、と答えることも多かったなあと思い返しました。
 また、あまり過剰に言うと、そのことばの気持ちがうまく伝わらない場合もありました。信用されてない、頼りないと思われるといった、不快さを与えることもあります。仕事の場合や、高齢親への声かけなどです。
 体調が悪い場合、どこがつらいのか具体的に聞いて欲しい場合もある、とことばの奥に秘めた気持ちがあることをこの本を読んで知り、納得しました。心配しているよ、何かできることない? という気持ちが伝わるように、付け加えのことばも必要だなあと思いました。

 ことばは、相手や状況によって、良くも悪くも伝わってしまうので、慎重に選ぶことも大切だなあ、と改めて思います。逆に、感情のままにとか、うわべだけのことばは、大した意味を持たないとして、惑わされることはなく、スルーすることも自分を疲れさせない方法だと思います。

 この本から、女性の様々な悩み、更年期や人間関係などたくさんの情報を得ました。
 やはり、運動が心も体も救うようです。あと、睡眠と食事。脳をコントロールする、と考えると自分をリセットして、ニュートラルになれそうです。




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