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子供の頃、今、クリープ(エッセイ)

珈琲を飲む時、皆さんはミルクを入れますか?
私は砂糖とコーヒーミルクを入れます。

このコーヒーミルク、最近まで液体タイプの物を使っていたのですが、粉のコーヒーミルクを使ってみることにしました。

『クリープ』というとても有名な商品。

そんなクリープと、私が小さかったの頃の話を、前に母から聞いた事があったのだが、その話が何とも子供らしい。

私がまだ小さかった頃、一人でおとなしく静かにしてるな〜と思っていたら、私は子供の力で、勝手に瓶のクリープを開け、一人で床に座ってペロペロ夢中で舐めていたそうだ。

(子供が静かな時は何かをしでかしているとは、よく言ったもの。)

その当時の母に、私は見つかったあと怒られたに違いないが、私はこの話を聞きながら、我ながらとても可愛く、可笑しい話だなと思った。

そんなクリープの話を持っている私は、大人になった今、何十年か振りに珈琲を飲むついでに、スプーン一杯弱のクリープをすくって食べてみた。

……何と言う背徳感(笑)

そして発した言葉は、
『クリープ美味しい〜』

……ほんと、美味しい。
このミルク感。
口の中で少しクリープが固まってそれがミルク感をもっと濃厚に。そして適度な甘さ………。

小さい頃の私は、この魅惑の味に虜になったのだな〜と、しみじみ思った。

だって、大人になった今でも美味しいと思うし、もし出来るならクリープをクリープのままで食べたい(笑)なんて考える程だ。

体に良い悪いではなく、私にとってのクリープは魅惑の味で子供の頃から虜にされた思い出のモノ。

今日も珈琲を飲むときはクリープを入れる。コーヒーミルクの時よりもクリープを入れたほうが珈琲がもっと飲みやすくなるとわかったから。

魅惑のクリープ。

思い出の、クリープ。


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