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少し苦い記憶 #令和版百人一首恋の巻 夏

浴衣来て
友とお祭り
来たけれど

褒めてはくれぬ
初恋の人


🪀🪀🪀
私がまだ中学生だった頃、同じ部活の友人4〜5人と浴衣を着て地元のお祭りに行こうという事になった。

私は祖母の家にある母と母の妹の浴衣から好きな方を選び、当日それを着て友人達とお祭りへ。

すると、同じ中学の同級生で、主に友人達と仲良く、良くお喋りしていた男の子グループと偶然にも会ったのだが、そのグループの中には私が初恋をした男の子が居た。

浴衣を着ていた友人達と私を見て、何か会話をした記憶はあるものの、それは褒め言葉ではなかった記憶があり、私は少し不機嫌になった気持ちが今も残っている。

何と言われたのか、言ったのかも覚えていないし、中学生という時期ではあったものの、社交辞令でも、嘘でも良いから褒めて欲しかった。

そんな、少しほろ苦い記憶であり、悲しくも懐かしい思い出だ。

こちらの企画に参加させて頂きました。

三羽 烏さん
少し幼い言葉かもしれませんが、参加させて頂きました。
ほろ苦い思い出を、何だか昇華した様な感覚です。

ありがとうございました。

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