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MILLENNIUM PARADEが新曲”M4D LUV”公開したけども

なるほど、前作”GOLDEN WEEK”(以下GW)と同じ路線かー、という印象。

この曲もやはり前作に引き続きBelievveとの共作ということで、新生MILLENNIUM PARADE(ミレニアムパレード、ミレパ)は共作ダンスミュージック路線で行く(前記事で書いた通りで残念ながら)ってことになりそうだ

はっきり言ってこのテの曲ってもうお腹一杯なんですよ。。。個人的にもだし、世の中的にも。

いわゆる享楽的なダンスミュージックがウケたのって、2010年代EDM全盛期で、最近の傾向ではない気がする。
日本ではこんなダンスミュージック(しかも英語詞オンリー)は今も昔もメジャーでは全く無いし、

アメリカではカントリーが再燃したり10年以上前のアイリッシュロックがバズったりもう傾向すらよくわからないのだけど。

とはいえ曲自体はいいとは思う。悪くない。ダンサブルだし、これまでのミレパと違ってやはり明るい曲調だ。
ビート含めて海外仕様で本当に世界を狙ってるという気合いは感じる。

でもそもそもなぜこれをミレパで出すんだろう、という。

音楽性がここまで違うなら別名義で出した方がいいと思うし、なんというか前の記事でも書いたけど、マジで常田印が薄い。

King Gnu(ヌー)含めて活動を追ってるファンからすると、戸惑いしかないし、はっきり言って音が「軽い」。
ノリはいいけど凄いパリピ的な音楽だし、いわゆる常田音楽にあった哲学性というか重みがない

これまでのミレパファンからすると、やや裏切られた印象すらある。

あと印象として何だか気持ち悪いのだが、この気持ち悪さはジャケットやMVから来ているかもしれない。
小児性愛者(ペドフィリア)向けっぽい感じでかなり気持ち悪い。
どういう意図であのような気持ちの悪いMVを公開したのか理解に苦しむ。
ペドのカミングアウトでしょうか?

海外のエージェントがこのMVにOK出したなら、マジでミレパはどうでもいいんだと思う。
Nirvanaのnevermindのジャケットとは全く違ってオシャレでも皮肉が効いてるわけでも何でも無い。
やはり前記事でも書いたけど、大手レーベルに所属したからといってプロモーションに力を入れてくれるわけでは全く無い。

音楽がカッコいいから自信があって悪ふざけであのようなジャケなりMVなりになったのかもしれないけど、はっきり言ってマイナスプロモーションだと思う。

実は裏設定にこだわってるらしいけど、みんながそこまでミレパに興味があるわけではない

「ミレパ?なんかマニアックで気持ち悪いMVだな」

とぱっと見で思われたら終わりなのだ。

前作もふざけた感じでオタクっぽさ全開のMVだったけど、誰に向けてるのかもわからないし、クリエイターのワケガワカラナイ自己満足で終わってると思う。
まじで誰に向けて誰にどう思って欲しいのか。
ちゃんとミレパ知らない海外の人を意識して作ったのだろうか?

マーケティング戦略がないように見える。

ミレパがすげーおふざけで成金趣味の自己満足プロジェクトに成り下がってるというか。
実際、ヌーの4thアルバムの時点で僕は曲のクオリティと言うよりアルバム自体のクオリティに疑問を呈してはいたけど

ひょっとすると常田大希は「調子に乗っている」のかもしれない。

プロのミュージシャンに言うことじゃないけど、バンドやアーティストというのはイメージが大事だ。

“GW”以降はそれまで常田大希にあった真面目さや真摯さ、シリアスさが全く感じられず、これまでのイメージを悪い意味で裏切っている。

ヌーの4thアルバムのティーザー映像もかなり悪ふざけの印象があったけど、PERIMETRON(常田率いるクリエイター集団)がそういうモードなのかもしれない。
そしてやはり悪ふざけは悪ふざけなので、ましてやウケてないんだから早くモードを切り替えるべきだと思う。

これは個人的な感想ではなく、チャートアクションを見てもその不評さがわかる。

この日本においても、Apple Musicでは”GW”は見事初登場1位を飾ったものの
たしか2日と経たない内に首位から陥落、1週間もしない内には早々とTOP10圏外になってしまったと思う。

そして今回、初日にして10位。(2日目にしてなんとTOP20圏外に)
ミレパの以前までのチャートアクションは知らないけど、
これはもう失敗しつつあると言ってもいいのではないだろうか。

では国内で無理なら海外ではどうか、と言うとこれが全くいい知らせを聞かない
公式が海外でのチャートアクション等について何も触れていないということは、つまりお察しということだろう。

要するに、海外で成功するために、共作路線にし、音楽性も海外に寄せた結果、国内からも国外からも見向きもされないというとても残念な結果に現状ではなってしまっている。

現状ではやはり海外の高い壁を意識してしまう結果になっている。音楽性を寄せれば聞いてもらえるなどという単純な話では全くない

僕としては、やはりMVがオシャレでは全くないのも痛い。ペド的な X(旧Twitter)のアイコンもよくないし、MVも最悪だ。

ミレパを全く知らない海外の人があのMVを見たなら悪趣味でオタクでペドのグループ(バンド)だと思うだろう。
というか国内でも気持ち悪い印象しか持たれない。

もっとふざけた曲調ならあんなMVもアリだろうけど、完全に曲とプロモーションが一致してない

いつものクセの強いマニアックな路線ではなく、もっと曲調に合った爽やかで普通のMVならチャートアクションも違ったんじゃないだろうか。

これに関しては音楽に関してもプロデューサー等を一切入れないらしい常田大希やPERIMETRONの自主性を重んじるアティチュードの悪い部分が完全に出てしまっている。
内輪向けにしかなってない

正直、ヌーでもミレパでもこれまではもう少し一般向けにはなってたのに、ここまで悪趣味&悪ノリな内容になっているのは、常田含むPERIMETRONがやはり調子に乗ってるというか、よくないノリになってしまっているのだと思う。

考えてみれば”GW“のプロモーション活動でも

「警告!ミレパが国内外で大旋風を巻き起こす模様!」

という内容が書かれたステッカーを配ってたらしく、
かなりおサムい。

何か手を打たないと大惨敗に終わってしまう気しかしない。
僕としては、

・共作路線をやめ、常田単独で曲を書く(海外での即ヒットはあきらめる)

あるいは

・MV等のプロモーション活動を見直す
・PERIMETRONのチームの雰囲気、制作体制を見直す

しかないと思う。

この路線を続けるなら暗黒の未来しか見えないのだけど、果たして。。。


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