アンマッチ体験記

マッチング。医学部を卒業した後は国家試験を受け、医師免許を取得し、初期研修を2年間終了させるというのが多くの医学生のルートである。そんな2年間の初期研修を決める仕組みがマッチングである。
タイトルにあるように私はアンマッチした。しかしアンマッチなんてなかなかなるもんではなく(少なくとも私の部活の先輩では1人しか知らなかった)、気軽に相談できる人がいなかった。そのため情報もない中2次募集を行っていた。今回はアンマッチした人が何をすればいいのかなどを含めた動き方や、情報について私が経験したなりに書いていきたいと思う。
とりあえずアンマッチなんて全国に1000人前後いるし、運要素も強いので過度に落ち込むことなくなるべく早く動き出してほしいです。アンマッチした友達も含め私も元気に研修しているので元気出して!!
また、アンマッチした後の動き出しの速さにもつながると思うので不安なら結果発表前に読んでいただいてもいいと思ってます。


まずアンマッチには大きく2パターンあると思ってます。
なるべくしてなった人。これは1病院しか出してない人や見学を一度もしてない病院しか出してない人。自大学ですらアンマッチになることも最近はザラでもないです。現に私も私の周りも自大学に落ちてしまいました。
次に運が悪かった人。たくさん見学もして定員割れしているところもだして。。。そんな人は本当にどんまいです。ちなみに私もそれでした。3年連続定員割れしている大学にも出したし、ここ数年一度も埋まっていない謎の小児科コースみたいのにも出してました。しかしその大学はコロナで実習が長引いてしまい、学生が見学に行けなかったことが原因で例年より多くの人が内部を受けてしまったようで、見事に落ちてしまいました。自大学でもなぜか内部人気が高く、もうほんと運だったなと。
そんな感じでアンマッチは誰にでも起こり得ます。アンマッチはとてもショックだと思いますが、とにかく動き出しが大事なので、なるべくすぐ動きましょう。以下動き方やコツについて書いていこうと思います。


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