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カナダに行く前にやった発音の勉強①

アルファベットって何文字あるか知ってる?
こんなことを聞いたら、いくらなんでも失礼かもしれない。
じゃあ英語にはいくつの音があるか知ってる?
こう聞いたら答えられる人はどれだけいるだろう。

僕は知らなかったし、そもそも考えた事も無かった。
アルファベットが26個だから音も26?

大学で授業の教材として買った一冊

僕の手元にあるこの本によれば正解は50。
数え方によって多少の違いはあっても、おおよそ50くらいだろう。

母音26+子音24で合計50音記載されている

「英単語を覚える時は発音記号をチェックするように。そして声に出して言ってみることが大切。」そんなふうに教わったけど、そこまで意識してこなかった。単語の下に書かれている、あの変なマークが発音記号。僕はなんとなく、あれは飾りのようなものだと思っていた。あったほうがかっこいいし、単語帳っぽい。

前回書いたように、海外でいろいろな洗礼を受けて発音について学び直そうと決めた。発音記号が大事というのは分かっていても、それぞれどんな音なんだろう?どんなルールがあるんだろう?紙の本を買ってもいまいち実践的じゃないし、入りにくい。それに一人で部屋で声を出すのってなんだか恥ずかしい、かといって人前では絶対にやりたくない。そんな風に、英語発音は何からやればいいのかと悩んでいる人は多いと思う。

そんな風に迷っていた矢先、ある動画がYoutubeにアップされた。それは僕がタイムリーに求めているものだった。

英語系Youtuberの中でも発音に特化した動画を作っているだいじろーさん。発音についての基礎知識はもちろん、どのように英語と向き合ったら良いか、というマインドセットについても解説している。話し方やユーモアのセンスもすごい。世界各国の英語発音を使ったネタ動画はどれも見飽きないし、勉強の息抜きにぴったりだ。

この動画は1時間以上の大作だけど、冒頭10分のイントロダクションだけでも見る価値があると思う。そこで語られている英語は強弱の世界観という話は大切なポイントだと思った。

例えば、日本人はこ・ん・に・ち・はと言うけど、英語話者はコン二ーーチワと、やたらとアクセントが強くて、その部分がビヨーンと伸びるのはなぜなのか。そんな日本語とは違う英語の世界観の話から入っていて、これだけでも新しい視野が開けた。

だいじろーさんによると、発音上達の3ステップは、
①基本の音を理解する(母音や子音など)
②「発音を練習すること」の意味を理解する
③フィードバックをもらう

まずは基本の音がどういうものかを理解して、その上で何度も繰り返し練習してマッスルメモリーに覚えさせる。そして間違った発音になっていないか、発音が分かる人にきちんとフィードバックをもらう。

つまり英文をなんとなく棒読みしていても、ぜんぜん発音は良くならないということだ。僕はまずこうした基本の考え方をだいじろーさんのYoutubeで勉強した。そして、3ステップの①と②をしっかりやって、カナダで現地の先生と③をやろうと決めた。

次回は、その基本を勉強した教材についてお話ししたいと思います。

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