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龍が如く7(光と闇の行方)映画のようなゲーム 

王道RPGでした。
RPGというとドラクエとかフリーレンのような中世ヨーロッパの田舎町を旅して洞窟ダンジョンを攻略し、レベルを上げてラスボスに挑むイメージ。
ところがこのゲームは、横浜の伊勢佐木町、歌舞伎町、道頓堀っぽい街を舞台に地下やビルのダンジョンを攻略しレベル上げをした装備を整えたり…(笑)
しかもコマンドRPGです。
最近、あまりコマンドRPGって見かけなくなったなあと思いつつ、昔ながらのRPGを懐かしく思い出しながらやっていました。
コマンドRPGはあわてなくていいし、ゆっくり考えながらできるので年配者やアクション苦手な人にはありがたい。

ストーリーは、王道RPGのみんな大好きな貴種流離譚。
貴種流離譚というのは、高貴な生まれの人が(ここ大事w)本来であればちやほやされて苦労なく育つはずだったのに、不幸な偶然が重なってものすごい苦労をしながら最後に英雄になるっていうお話のこと。
醜いアヒルの子も源氏物語もスターウォーズもハリーポッターもドラクエも、古今東西ヒットする作品には貴種流離譚が多い。
龍が如く7も貴種流離譚。
そのせいか、引き込まれたー(笑)

どん底から仲間を作って仲間の力を借りながら悪い魔王をやっつけるという、全然目新しくない内容w
なのに、やっぱり面白いのは春日の人物像が引き付けられるからかなあ…

このゲームはイージーモードはないが、コマンドRPGなので落ち着いて次の一手が打てるし、レベル上げて装備を整えればどうにでもなるのがうれしい。
街でチンピラにケンカを吹っ掛けられるのがうっとおしいなあと思ったが、最後のほうでエンカウントしないアクセサリーが手に入った後は、街歩きが快適w
他のキャラとの会話も聞けて、楽しかった。


なんかホッとする小野ミチオくん

会社経営という簡易シミュレーションゲームも面白かった。
ミニゲームって、正直めんどくさくてやりたくなかったんだけど、会社経営はそんなに難しくなかったし、お金もガンガン入ってくるので楽しいw
武器を強くしようと思うと、お金も素材も天井知らずに必要になってくる。
ストーリー攻略だけなら、極で十分だったし、あんまり武器を鍛えても強くなった手ごたえが感じられなかった。

龍が如く7はCERO:Dで、Zではない。
だからクレジットカードじゃなくても買える。
でも、私は殴り合いのシーンが苦手。
レッドデッドリデンプションとかツシマとかCERO:Zでも、銃で頭が吹っ飛ぶシーンとか首が飛ぶシーンとかは、現実味がないせいか平気。
でも、殴られているシーンを見ると痛さが伝わってくるみたいで、嫌なんですよね。
龍が如く7は思わず目をそむけたくなるシーンが3か所くらいあったけど、まあ我慢できるかな…
東京リベンジャーズで、ボコボコに殴られて翌日絆創膏貼ってぴんぴんしてるの見ると、実際は脳挫傷で後遺症残って大変なことになっているはずなのに、漫画ってテキトーだよねって急に冷めちゃう…
春日は誰も殺していないことになっているけど、ホントだったら傷害で逮捕されてもおかしくないし、殴られたほうも後遺症残って残りの人生めちゃくちゃになってるはず、みたいな現実的なことをつい考えてしまうから、殴られるシーンはヤッパリ嫌い。


横浜の夜景、めっちゃキレイ

横浜の街も神室町も蒼天堀も、再現度が高くて観光シミュレーションしているみたい(笑)
中華街とか山下公園とか本当の観光地を歩いているみたいで、とにかく楽しい。
だから、お使いみたいなサブクエストも楽しくやることができた。

龍が如くは桐生一馬の物語だということは知っていた。
今回から主役が春日一番になって、今までやったことがない人にも入りやすいとのことだったので、いきなり龍が如く7から始めたんだけど、7がめっちゃ面白かったのとほんの少し登場した桐生一馬の話も気になったので、龍が如く1~6までと0、セールになっていたのもあってつい買ってしまった(笑)
勢いで買ってしまったものの、これ全部やるの1年くらいかかりそうなんだけど、どうしよう…(笑)

今まで「えー、龍が如くってヤクザのむっさいオッサンがケンカばっかりしている話でしょう、しかもクリエイターの人、怖いし…全然やる気になれん!」と思っていた方、想像以上に楽しいです。
まあ、switchに移植されないところを見るとお子様向けではないものの女性でもいけます!


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