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ジャッジアイズがサスペンスドラマのようだった

初めての龍が如くシリーズでした。
ビーバップハイスクールとか東京リベンジャーズとか、不良が殴り合う系のものって苦手だったんで、今まで手を出してなかったのですが、セールになっていたのでダウンロード。
お値段以上に楽しめました(笑)

ストーリーが秀逸。
伏線の回収もちゃんとしていて、サスペンスドラマみたい(笑)
最初は単なるヤクザの抗争かと思いきや、大きな組織がバックにいて、いろいろな利権やそれぞれの思惑がっ絡み合ってドラマを作っていき、ラストの展開は、「あー、そういうことだったのね」と納得させられ、大満足。

登場人物の過去を掘り下げていくシーンもあって、ダークサイドに落ちて行った理由がわかってしんみりしたり、今は敵対してるけど実は…だったり。
ただ、モグラの過去が全然取り扱われないのってどうしてなのかな?
検事正の過去が丁寧に説明されているのに、とても不思議。
ダークサイドにどっぷりハマってしまったいきさつの説明がなかったのが残念。

ちょっとご都合主義のような気もするし、「え、いくらなんでもそれは…」って突っ込みたくなる場面もありますが、まあゲームなんだし面白ければヨシ!

モデルの俳優がそのまま声優をやっているので、雰囲気もそれっぽい。
声優陣が豪華キャストで、キムタクは月9で演技してるときみたいw
滝藤賢一はこずるい小物感がよく出ていてよかった。
ピエール滝の羽村も見てみたかったけど、今はもう無理みたい(笑)
中尾彬、亡くなったのね…
さみしいね…
松金組長は龍雷太と思っていたけど、違ったのね、すっごい似てるのに…w

街の作り込みが本当に細かくて、火事になっても消防車が入れないような細い怪しげな路地にある酒場とか、大型ビジョンに流れる映像とか、キャバクラの騒がしい感じとか、ラブホテルの猥雑な雰囲気とか、新しいビルはきれいに整えられていて、とにかく本物の街の中にいるみたい。

さおりさん、ポテンシャルがすごい(笑)

ゲームとは関係ないけど、PS5は5.1CHでやっていたのですが、アンプの調子が悪かったのと、買ってから13年も経っていたので、このゲームをやっている途中で、お高いアンプに替えたんです。
すると、なんということでしょう、めっちゃ街の中がリアルに聞こえるんです。
すれ違う人々の声はすぐ後ろで聞こえてくるようだし、キャバクラの音楽は近づくと大きくなって遠ざかるとだんだん小さくなっていきます。
パトカーのサイレンの臨場感も全然違った。
本当に街の中を歩いているようで、感動でした。
スピーカーは替えていないのにアンプだけでここまで変わるんだ、と驚きでした。
マランツのCINEMA70S、PS5の120FPSにも対応しているし、高さが10センチくらいなので我が家のテレビ台にも収まりました。
小型のアンプをお探しならおすすめです。


難点としては、街を歩いているとチンピラに絡まれるのがめんどくさい。
京浜同盟のボスが現れると街のチンピラが増えてすぐにからまれる。
だから仕方なくボスを片付けに行くんだけど、京浜同盟のボスは致命傷を使ってくる。
致命傷は食事では回復できないので、ある程度致命傷がたまると、いちいち地下のお医者さんに行って治療してもらわないといけないので、これんまためんどくさい。
この致命傷システムはめっちゃ評判が悪かったようで、次の作品ではこの仕様はなくなっているみたいです(笑)

スキルを開放して、バトルアクションを増やすんだけど、たくさんあっておぼえきれなくて使いこなせない(笑)
壁を蹴って攻撃したいんだけど、敵が遠くて届かない…
結局いつも□と△をテキトーに押してるだけになってしまった(笑)
まあ、それでも何とかなる難易度だったんだけど、バトルはワンパターンで飽きるし、チンピラに絡まれて面倒なので途中からイージーにしてしまった…

デートイベントも彼女になるまでの手順がいっぱいあって、その割に彼女になっても大したイベントがあるわけでもないので、彼女は美浜さなちゃんだけにした。

美浜さなちゃん、いかにも田舎から出てきた娘っぽい(笑)

尾行とか鍵開けとかチェイスもワンパターンなのにサブイベントにいっぱい出てきて、またか…と思いながらやっていた。
メインストーリーは面白いけど、サブクエやフレンドイベントは作業っぽくていまひとつだった。

ミニゲームがいっぱいあるんだけど、私は将棋も麻雀もポーカーもブラックジャックも全然わからないし、レースゲームがすっごい苦手なので多分ドローンも無理だろうと最初から投げた。
フレンドを増やすと受注できるサブイベントも解放されるシステムで、45人までは増やしたけど、あとはミニゲームをこなさないといけないのでそこから先は無理(笑)
でも、ストーリーを進めるのは問題なくできたし、「ミニゲームをやりこみたい人はとことんやってください、そうでない人も楽しめます」っていう感じがイイ!
なんとかリバースの関係者、聞いてる?(笑)

ストーリーはホントに楽しめたし、エンディングの雰囲気も昭和の探偵事務所みたいで「傷だらけの天使」を思い出した。
古い…(笑)
ロストジャッジメントもぜひやってみたいと思う。


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