27歳マーケター女子 新卒4年目で奨学金240万円を完済した話
奨学金は自分を変えるきっかけに
私は幼少期に父親が亡くなったので、
母親が私と妹を女手一つで育ててくれた。
奨学金制度を使う選択肢ができたのは、
高校に進学した時だと思う。
私が入学した高校は俗に言う(自称)進学校だった。
入学した次の日から大学進学のことを学年集会で話している先生を見て
かなり違和感を感じていた。
なぜなら私は家から近い高校に入学したのであって、
大学に進学したいから選んだ訳ではないのだ。
そんな言い訳が通じるはずもなく、
夢や興味があることも見つからず進路選択の時期を迎えた。
したいことを見つけるために、
通える範囲にあった大学への進学を決めた。
国公立大学ではあったが、
入学金や学費は私の家庭では到底払えるものでは無かったので、
進学するためには奨学金を借りるしか無かった。
将来の自分に任せて私は奨学金を借りて大学に進学した。
入学後は学校が案内していた授業料減免制度や給付制度を利用しながら、
無事4年間で卒業して地元の企業に就職を決めた。
奨学金を4年間で返済するために立てた計画
大学4年間、私はアルバイトをしても貯金などせず、
むしろ貯金を使ってたくさん遊んで旅行にも行った。
そんな私だが付き合っていた彼氏との未来を学生なりに考えた時、
奨学金がかなり厄介なものになると想像していたので、
私は3年半で完済するために以下の計画を立てた。
毎月3万円を専用口座で先取り貯金する
ボーナスは10万円ずつ専用口座で先取り貯金
一番大切なのは先取り貯金だと思う。
大学4年間、アルバイトで稼いだお金で貯金できたはずなのに、
できてなかった原因を考えた時に、
残った分を貯金すれば良いじゃんと考えていたためである。
もちろん先取り貯金だけすれば良い訳ではないが、
まず大きく変わったポイントには間違いない。
そのほかに細々ではあるが、実行したものについて
・ATM手数料が発生しないタイミングで現金を下ろす
・数合わせだけの二次会には参加しない
・タクシーを使わない(ような時間帯に帰らない)
・プチプラコスメを使う
・会社の福利厚生を利用する
そのほかは細かい家計簿管理などはしていなかったが、
まずは行動を変えることがとても大事だと思う。
上記のような行動を実行するようになって
本当に4年目の夏に奨学金240万円を無事返済することができた。
奨学金を繰上げ返済することにはメリットが多いとは思うが、
若いうちにしかできない経験に使えるお金を回すことができない場合もある。
もちろん私は繰上げ返済して良かったと心から思う。
もし有利子で借りている場合は絶対に繰上げ返済すべきだと考える。
無利子の場合(私もこちらに当てはまる)は、
今自分がすべきことや将来を見据えた上で何を優先すべきなのか、
リスクを踏まえて考えた結果、実行にうつせば良いと思う。
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