見出し画像

新聞販売店の未来

 新聞販売店の未来はどうなると思うか?

 この質問は問題意識の高い方からは良く受ける。

 私の考えとしては、新聞販売店が現状の経営規模で生き残る可能性は非常に少ないと考える。

 新聞販売店の方向性として二極化が進むと考える。

①様々な銘柄の新聞を取り扱う合売店化と大型店化。

②今までのエリアのみで新聞販売を祖業とした地域密着の様々なビジネスを展開する副業化。

 要は、新聞専門の超大型販売店と、新聞販売「も」やっている販売店に分かれると考える。

 超大型の新聞販売店は多数の新聞販売店を取り込みながら大型化していく。ヒト・モノ・カネとマネージメント力が必要なので、新聞社の資本が多少なりと必要となると思う。そうなるとやれるお店は少ない。大型の新聞販売店は多数の配達用モビリティも保有するために地域のデリバリー網の主軸となりうる可能性も高くなる。

 一方の、新聞販売「も」やる販売店は、地域密着のビジネスの中に新聞販売事業もあるという認識のお店である。大型の新聞販売店の委託を受けてエリアの新聞配達を実施することもあるだろう。

 現状の多数の新聞販売店の生き残りの道のうち、王道と言えるものは、今のうちに自分の地域の課題を見つめ直し、「地域課題解決企業」として進む道だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?