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本屋さんの看板

本屋さんが街から減っていく中で、本屋さんの看板を目にする機会
も減ってきたように思う。

タイトル画像にある大阪堺筋本町駅近くの紀伊國屋書店は、
セブンイレブン在籍の時(15年以上前)は毎週月曜日に通っていた
書店である。
セブンの大阪事務所が堺筋本町駅近くのビルに入居していたためである。
昼休みのついでによく通って、本を購入していたものである。
このお店はビルの中にあるので看板は、このタペストリー型の広告と
電飾看板である。

そういえば・・・
昔からこの外向きの広告はあったが、この広告を見て購入したことは
皆無である。(どうでも良い話だが)
でも、この広告を見るたびに本屋さんに来た感じになる。

本が看板であり広告

この写真のように外向きに本を並べている感じも好きだ。


そう言えば・・・
昔はコンビニと言えば、雑誌を窓側に飾っていたものだ。
今はなかなか見ない。
(あれって店舗のレベルが出てしまうんだよな・・・乱雑だった
り、日に焼けた本だったり、間違えてエロ本が飾ってあったり・・・)
今となっては笑い話であるが、セブン時代に担当しているお店に上司と同行訪店した際に、雑誌の陳列はビクビクしたものである。


そう言えば、本屋さんは広告を打たないのかな?

本の広告をすればどこで買っても同じものが買えるからか・・・。
本屋さんの広告は見ない。

そう言えば、SNSでは本屋さんの発信を良く目にすることがある。


その観点で言えば、今までは広告を打つことがなかった本屋さんが、
自分のお店をPRする場が増えてきたようにも思える。


本と陳列が看板の蔦屋書店

つらつらと書いてきたが、要は、
何を買うかではなく、誰から買うか
が重要になってきたということだろう。

本が欲しいだけなら、アマゾンでも楽天でも買える。
でも、相変わらずリアル書店で買う私は何なのだろうか。

本屋さんの広告とは、本屋さん自体なのかもしれない。
その店構えや品揃え、雰囲気が看板であるとも言える。
本屋さんの看板は、その個々で個性のある店構えであるかもしれない。


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