隣の芝は青く見える
新聞業界に厳しい向かい風が吹く中で、安易に他のビジネス(主に飲食が多い)に手を出す人が増えている。
これはどこの業界でも多いと思う。
自分のビジネスが厳しくなった時に、他のビジネス(多くは飲食のような気がするが)に行く人。
もちろん、そのチャレンジを否定する気は無いし、綿密に計画を立てて、ビジネス拡大を志向しチャレンジしていくのであればむしろ素晴らしいと思う。
しかし、今のビジネスから逃げたという意識で他のビジネスに安易に参入するのは厳しい結果になる確率が高いと思う。
私はサラリーマンも経験したため、転職も似ているような気がする。
今の職場から逃げ出したいという意識で転職した人で、今より環境が良くなった人間を私は知らない。(もちろんブラックな職場環境であれば逃げることも必要であるし、むしろ逃げるべきではある)
隣の芝は青く見えるのである。
現状の自分の強みや弱み、会社の強みや弱みを分析した上で、それにより他のビジネスに参入するのは良いと思う。
逃げから参入するのは一歩立ち止まって考えるべきである。
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