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「ジョン・ウィック」の魅力を洋画好きが語り散らかす

こんにちは。

今回は、洋画好き・アクション映画(洋画に限る)好きの私が最も好きなアクション映画である「ジョン・ウィック」シリーズの好きなところをネタバレなしで語り散らかします。拙い文ですが頑張って言語化してみようという試みです。書き忘れもあるかもしれませんがご了承くださいませ。




私がアクション映画に求めるもの

まあ当然ですが、大前提として高度なアクションシーンが見たい。驚くような激しい動き、音。そこに視覚的な美しさがあればなお良い……!

自分が出来ないこと(別にやりたくはないけど笑)、リアルで目にすることがないものだから映像の中でだけは派手にやってほしい。だって、ヤ〇ザでもない限り普通に生きてたら人と殴りあったり撃ちあったりなんてしませんからねー。

でも非現実的なのは好きじゃない。リアリティも少しくらいは欲しい。


「ジョン・ウィック」のリアリティ

私が思うアクション映画あるあるがこちら。↓

  • 敵が弱すぎる

  • 敵の弾が当たらなさすぎる

  • 無双しすぎる

などなど。
映画でないと上記のような「こうだったらベストだよね」という状況は作れないので、それも含めてエンタメとして楽しむのもアリ。でも私はアクションシーンにもリアル感が欲しい!

じゃあ「ジョン・ウィック」はどうなのか?というと、

  • 敵もそこそこ強い

  • 敵の弾も受ける

  • 戦闘を重ねるほどにダメージを負う

  • そこそこ苦戦する ←個人的にここ重要

本シリーズに登場する敵はそこそこ強いので相手によってまぁまぁ苦戦するし、ちゃんと敵にやられてくれる。ジョンは基本シリーズ通して最初から最後まで戦いっぱなしなのだが、彼はちゃんと疲弊してくれるので「あぁ、一応人間なんだな」と思い出させてくれます。

そういう、人間の枠を越えないほどよいリアリティが他にない魅力だと思う。
頑丈さは人間離れしているが。
([ex]高所から転落しても何故か生きてる×N回)

まぁ苦戦するだけで、結局は必ず勝つというのは他と同じ。

でも彼は防弾スーツとかいうチート級装備に守られているものの弾自体はかなり当たる。そしてめちゃめちゃ疲れていく。年齢的な問題もあるだろうが一日中戦闘した末の疲弊なので、そう考えるとジョンはどんなに体力のある若者より体力のあるオジサンと言えよう。


アクションシーンが派手

アクションシーンが派手なうえに本格的なのだ。後述するが様々な銃と格闘技を使うので退屈しないし、主人公も結構やられてくれるので見応えがある。私が無双する系アクションが好みじゃないだけかもしれないが。いや、本作も無双する系なんだけど、ノーダメージで進んでいくわけじゃないのが人間らしくて好きなのだ。

私は血生臭かったり、ぎゃー痛い!と思うようなアクションシーンが好きなのだが、正直本作は血生臭いとまではいかないがそこそこ血は流れるのでOK。(何が?)

捌く敵の数とスピードが圧倒的なのでキルカウントなるものがあり、同じスタントマンが何度も殺されているらしい。気の毒である。ちなみにジョンは、1人で1作につき77人〜140人を葬っている。青い服にメガネの少年より死神かもしれない。


芸術的な色使いと視覚的な美

本シリーズの大きな特徴の1つとして、戦闘中の背景が美しいことが挙げられる。どの映画もセットがオシャレだったり光と影の対比が使われてたりするが、本作は他のアクション映画と比べて色の対比が美しい。

背景・戦闘場所は美しいのに、そこでジョンたちは殺気立って激しい格闘を繰り広げている……という状況。本シリーズで最も印象的な構図は、ブルーがメインのライトor光る壁(名前が分からない笑)を背景に戦うジョンと敵のシルエット。あとはコンチネンタル内にあるガラスの白い部屋でのアクションシーン。


唯一無二の戦闘スタイル

唯一無二ではないかもしれないが。
本シリーズのように色んな武器と柔術を駆使するのは、あるようでない気がする。ジョンも銃を持参するが100%足りなくなるので、その度に敵から武器を調達してどんな銃でも使う。

ちなみに柔術も駆使する。キアヌ・リーヴス、受け身も完璧。敵を投げまくるよ。

有名なのはガンフー
格闘技と銃を使い分け、相手を体術ではらうと同時に銃を撃つジョンの戦闘スタイルのことを製作者たちがガンフー(ガン+カンフー)と名付け、これはシリーズの特徴の1つとなった。

監督のチャド・スタエルスキはもともとスタントマン出身で、マトリックスでキアヌ・リーヴスのスタントを担当していたらしい。本格的な格闘術や他と違ったアクションシーンを作れるのはそのためだ。


ていうか、そもそもキアヌ・リーヴスが好き

ここにきて結局そこに落ち着くんかい!って思うかもしれませんが(笑)

でも、【好きな俳優×好きなタイプの映画=至高】ですよね?ね??(圧力)

でも、これは完全に個人的に思うことだが、俳優が高身長で体格もそこそこ良ければアクションシーンをどの角度から撮っても映えるというのはあるんじゃなかろうか。知りませんが。

まあでも、本当に俳優の身長や体格はアクション映画での画面映えという点においては多少影響すると思っています。


さいごに

唐突ですが、これでジョン・ウィックを語る会は以上です。観てない方で気になった方は、この機会に是非一度ご覧いただければと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。記事に共感or観てみたいと思ったら、スキを押してくださると嬉しいです:)

ではまた。

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