『スイッチ』

本当かどうかは分かりませんが、
死刑を執行する際に、ボタンがあって
どれか1つが本物で、後のはダミーだと
聞いたことがあります。
誰が押したか分からないための配慮だとか。

この『スイッチ』もそんな感じです。
押してもいいし、押さなくてもいい。
当人たちは、誰が押したか分からないのですから。
ただ、押したときは…。

人の好奇心をうまくくすぐるなと。
押したくて、ウズウズする気持ちが
めちゃくちゃ分かります。
何かあっても、自分だとはバレないはずという、スリルも味わえます。
バレたとしても、押してもいいと言われて
渡されている訳なので、責任転嫁もできます。

読みながら、ぜひ考えてみてください。
あなたなら、押しますか?

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