見出し画像

【振り返り】幼稚園の転園〜息子の性質を知る

3年保育の幼稚園に入園し、5ヶ月後には転園した息子。その転園に至る過程が息子の性質を理解する日々だったので振り返り。

2歳から保育園に通っていた息子。
そのまま、保育園でという選択肢も存分にあった中、幼稚園へ行くことを決めた理由が二つ。

一つは、引っ越し。
何にせよ、新しい園を見つける必要があった。

もう一つは、保育園の先生のアドバイス。
小学校に行ったときに人が多いことに圧倒されないよう、もう少し同年代が多くいるところにどこかのタイミングで行った方が、いいかもね、と。

通っていた保育園は、企業型の保育園で全部で15人くらいの小規模。しかも0歳から2歳までが大半。給食は手作りで美味しいし、先生は愛が溢れているし、園も綺麗だしと何ひとつ文句がなくありがたく通っていた中のひとこと。

息子氏が猛烈に人好きだけど、輪の中に入るまでは少し時間がかかることをよくわかってくださってのアドバイス。それが大きな後押しになり、保育園ではなく、少し大きな幼稚園を探し始める活動開始。

私は息子氏が競争も好きだし、向上心をくすぐられる刺激も好きだから、運動や英語で少し尖った園がいいかなーと。

一方で夫は、小学校くらいまでは公立でのんびりと育てたいと。

ここは全く意見が合わず、2ヶ月くらい話し合い、夫の方針でやってみて、違うな(=私の見立て側だったら)となったら小学校は考えさせてほしいという形で着地。

そしていくつかある幼稚園の中、大規模でとにかく褒めて育てるを大事にしている幼稚園に行くことに。(形ばかりの試験があったのですが この試験日も息子氏の性質がよくわかる日だったので、いつか書かせてください)

コロナ禍だったので 入園式は6月。
それなりに楽しく通い、あーいい選択だったのかなーと思って迎えた夏休み。
共働きの我が家では1ヶ月を超える夏休み、家ではずっとみてられないからと、学童であり、未就学児と預かってくれる【キッズデュオ】に2週間通うことに。

毎日イベントがあるのがいいなぁーついでに英語も好きになったらいいなぁーくらいの気持ちで通わせたところ、、、初日からヘトヘトで帰ってくるも、顔が充実していると言うか、引き締まっていると言うか 初めてみる表情。
そこから2週間全く嫌からず通い、迎えた9月。

幼稚園から帰ってきてひと言。
「キッズデュオみたいに勉強できる幼稚園にかわりたい」

ギャーとなった一方で、あの表情を見ていたし、やっぱりそういう人だったか、と夫婦で理解して小学校を待たずに転園先を探すことに。

元々、私が探していた幼稚園は満席。
しかしながら系列の園で若干名の募集があり、えぃやと申し込み。面談を経て、11月から入園と。

9時から5時半と長い幼稚園生活、英語や知育、忍者としっかりのカリキュラムがあり、毎日ヘトヘトになってくる日々。
ただ、嫌がることもなく 毎日せっせと登園。
前の幼稚園時代には「つまらないー」の言葉がよく発せられていたのが気がついたら無くなっていた。

結果、卒園の時にどうだった、アイキッズスターは?と聞いたところ、毎日いっぱい勉強できたし、友達もたくさんできたし、さいこー!とのこと。
自分が選び、納得して学び楽しんだ2年半。
あの時、息子の言葉をきちんと聞いて動けていて良かった。そして、彼は学びの刺激を求める人なのだということも、夫婦揃って、こうやって早い時期に腹落ちできて良かった。
きっと幼稚園を最初に選ぶ時に 私が我を通していたらきっといまだに夫婦の子育て感はこの点で揃えることができなかった。
最初の幼稚園の選択を失敗したではなく、今の幼稚園に出会うための選択であり、家族が向く先を理解するための選択と思えた、幼稚園を卒園するときの読後感にも感謝。

この経験を通して、よく考えれば当たり前なのだけども小さくとも息子氏は意思ある生き物。そしてその意思はかなり強い。
選択肢の準備は親が支援するところはあるけれども よく考えて選択するのは息子にさせていくようにしようと夫婦で改めて感じたのでした。

読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?