勉強代

2024年4月20日 16:05

金遣いが荒いほうではないと思う。
けれど、必要だ、と思ったものにはお金を遣う。
羊毛フェルトの勉強代もそうだ。
羊毛フェルトアドバイザー、ニードルフェルトデザイナー、という２つの資格試験も、迷わず費用を出して受験し、資格合格認定証にもお金を払った。
（資格試験は筆記試験のみなので、技術が微妙でも資格だけは取れる）
こういうときのための貯金、こういうときのための普段のやりくりだと思っている。

そんなわたしが、ついこの間、再び羊毛フェルトに目覚めた。
水曜日にワンコを作り、今日も同じデザインのワンコをもうひとつ作りかけている。
ゆうべの訪問看護で、担当さんにワンコを見てもらい、羊毛フェルト愛を熱く語り、勉強したい勉強したいと言うと、担当さんは言った。
「お小遣いに余裕があるのならば、すごい作品をひとつ買ってみても良いのでは」
そこで今朝からメルカリを開いた。

メルカリにもハンドメイド作品は多数出品されている。
リアルで精巧な作品は、やはり高い。
羊毛フェルトの世界でも、プロの作る作品は、数万〜数十万なんてものもある。
メルカリは、プロばかりが出品しているわけではない。
クオリティも値段もピンキリだ。
そんな中、羊毛フェルトの柴犬に目をつけた。
リアルで精巧。
4,500円という価格設定がされているけれど、かかっている時間を考えると、本来そんなお手頃価格ではないはずだ。
これは、買いなのではないか。
そう思った。

数時間検討した。
今月の小遣い、今月の生活費、手元に貯めている額、それらを考慮しても、買って良いのでは、勉強代だ、と思った。
そしてコメントを入れ、購入ボタンを押した。